takakoです。
ピーターが外出の口実に贈ってくれた演奏会のチケットで、チュマンはゲン会長と一緒にでかけます。奥さんが亡くなって以来公の場に姿を見せていなかったKEGグループのゲン会長が現れ、会場は騒然とします。チュマンがゲン会長宅に入る姿がスクープされていたのですが、たまたまだろうと思っていたモデル仲間も、チュマンが同伴者として現れたのには驚いたのです。過去にチュマンがうわさになった成金たちとは違い、KEGグループのゲン会長は正真正銘の上流階級の人。悔しさのあまり、モデル仲間はチュマンを陥れようとわざとぶつかり、バッグの中身を露呈させ、チュマンは単なる世話役だとあざ笑うのです。同じく演奏会に参加していたジアハオが、そんなチュマンをかばい、助けるのです。
ジアハオに振られ、死のうと思った時にゲン会長に出会ったとはいえないチュマンは、私にかまうなと言うのです。おまけに、過去は振り返らない、昔の私に戻っただけだと言い・・・。キャメロンにごきぶりのような生命力だと言われたとおり、愛に一途のけなげなチュマンより、拝金女王チュマンの方が、絶対向いています(笑)。
そんなチュマンの様子を見ていたゲン会長は、チュマンに正式に付き合おうと言うのです。ただし、ジアハオのことは忘れるという条件を突きつけるのです。その代り、自分には子供がいないので死後は膨大な遺産を相続できる、そうすれば富豪を追いかける必要性もなくなると。交換条件として悪くないのでは?というゲン会長に対しチュマンも、提案を受け入れることを了承し、ジアハオからもらったショーメのブレスレットを外すのです。そして、ゲン会長は、チュマンとの正式交際をマスコミに発表します。うーん、スケールが違います。
一方、ジアハオの心にはチュマンがいることがどうしても気になるイーシェンは、恩師の家に逃げ込んでいました。恩師は、イーシェンの耳が聞こえなくなりピアノをやめたことも知っていたのですが、あえて何も聞かず、代わりにリー・ハイを呼び、イーシェンを楽しませるように言うのです。実は、このリー・ハイ。台北のバーでイーシェンと出会っていた青年なのです。イーシェンが恩師の家に来た理由を知ったハイは、男を忘れるためには新しい男を作るのが一番だと言うのです。
そんな中、ゲン会長との退屈な日々に飽きていたチュマンは、会長が出張中の間に、こっそりバーに遊びに行くのです。
王子様の条件(全33話) | ||
中国語タイトル | 拜金女王 | |
英語タイトル | Material Queen | |
キャスト | ジアハオ役 | ヴァネス・ウー(吳建豪) |
チュマン役 | リン・ホン(熊黛林) | |
キャメロン役 | ハリー・チャン(張懷秋) | |
イーシェン役 | ジャン・ユーチェン(江語晨) | |
カイミン役 | ダニエル・チャン(陳曉東) |