takakoです。
BSイレブンで放映されていた「帰ってきたファン・グムボク」。全125話だったので、2016年11月から見始め、見終わったのは半年後の2017年5月。もちろん途中で気になって、ざっくり動画で見て、BSイレブンで復習(笑)。ネタばれあるので、ご注意を。
ウンシルは清掃員をしながら、女手一つでクムボクを育てます。そして、同じ境遇のリヒャンと娘イェリョン、マルジャと息子イヌ3世帯が、支え合いながら生活をしていたのですが、ウンシルのかつての恋人テジュンが偶然ウンシルと再会したことで、ストーリーはマクチャンに(笑)。テジュン妻のミヨンが、ウンシルが知っているミヨンの秘密を暴露されることを怖れ、ウンシルを海外に行かせることを計画。娘イェリョンのため、友人のウンシルを裏切り、リヒャンはミヨンの計画の片棒を担ぐことに。その後、日本でミヨンの計画を知ったウンシルがクムボクと一緒に帰国しようとタクシーで空港に向かうのですが、追いかけてきたミヨンの車の妨害で、崖から転落。遺体が見つからなかったため、クムボクは母を捜し続け9年という年月が経過。同じタイミングで、リヒャンとイェリョンは渡米し、韓国に帰国。記憶を失ったままのウンシルも、インスと一緒に帰国。そう、失踪事件から9年後が第2幕なのです。
イェリョンはミヨンの息子ムニョクと結婚し、TSグループの嫁になる計画を立て、リヒャンの娘であることを隠し、ミヨンに近づきます。もちろんムニョクはイェリョンには目も向けず、クムボクと結婚すると。結局、リヒャンの脅迫でムニョクは渋々イェリョンと結婚するのですが、イェリョンとは同じ部屋ですら寝ないという頑なさ!おまけに、何度も問題を起こし追い出されそうになっても、最後の最後までしぶとく居座り続けます。
それどころか、クムボクがテジュンの実の娘で、ムニョクはテジュンの実子ではないことが判明し、TSグループの正式な後継者はクムボクに。さらに、ウンシルは自分の殺人事件にミヨンが関与していたという証拠をそろえ、ミヨン、リヒャンはジ・エンド。イェリョンも別件で起訴され、有罪に。3人とも最後は反省している感じもあり、最後の最後まで罪を認めないという、韓国ドラマお決まりのマクチャンドラマの終わり方とは若干違うかなぁ~という終わり方でした。
個人的に、クムボクとイェリョンの闘いを見ていて思ったのは、
たぬき顔 vs きつね顔
というのが、やっぱりしっくりくるなぁ~と。イ・ユリってどう考えてもきつね顔なので、「福寿草」が違和感がありありだったのも納得しました。そういう意味では、イェリョン役のイ・エリヤは、「本当に良い時代」の良い人役より、イェリョンの方が向いていたとは思うんですけどね。
そして、ムニョク役のチョン・ウヌって、何て報われないんだと(笑)。「大切に育てた娘ハナ」でも渋々結婚し、結婚相手とは完全に一線を距離をとる方針とってましたから。いや~、こんな役が続くというのが、不幸そうに見える人相ということなんでしょうか???そんなことを考えてしまいました。
で、ドラマ自体は、復讐劇というよりは、ウンシル、クムボクが、ミヨン、リヒャン、イェリョンが行っていた悪事を一つ一つ暴き、追い詰めようとすると、新たな手段でその悪事を防ごうとするという攻防戦が延々と続くだけ。いい加減終わらせない?というくらい、延々と続くので、人によっては途中で疲れ果てるのは間違いなし。私は30分番組だったのと、大枠を知った上で見ていたので、あまり気にはなりませんでしたが、人によってはいらいらするはず。
正直なところ、その攻防戦よりも、あっさりイヌと結婚したクムボクの心の中が私は知りたかったです。もちろん最初はイヌへの申し訳なさにクムボクは拒み続けていたのですが、決めたら早い、早い。結婚も、入籍も、妊娠も!この展開の早さを見て、ムニョクの方がクムボクへの思いが強かったんだろうなぁ~と。ある意味、ムニョクに同情してしまいました。
まぁ、すべては母親ミヨンが悪いんですけどねぇ~。
ちなみに、「帰ってきたファン・グムボク」は、延々と続く攻防戦に耐えられる方にはオススメです。リタイヤしそうな人の方が多い気がしますが・・・。
■キャスト
シン・ダウン(ファン・グムボク役)
キム・ジヌ(ソ・イヌ役)
チョン・ウヌ(カン・ムンヒョク役)
イ・エリヤ(ペク・イェリョン役)
コメント
後半はどっちもどっちくらいの展開。ウンシルやグムボク側もどんどん悪い顔つきになって相当悪どい事やってたw 女の粘着合戦に振り回される男たち