takakoです。
BS日テレで放映されている「一途なタンポポちゃん」。80話位まで撮りだめした段階で一気に見始め、BS日テレの放映に追いついてしまい、気になって動画で最終回まで見てしまいました(笑)。そして、最終回で不愉快きわまりなくなり、ちょっと激怒モード(おぃ)。ネタバレありすぎるので、ご注意を。
今までいろんなマッチャンドラマを見てきたので、セヨン、ヨンスは刑務所、シン・テソンは死亡、ドゥルレとテウは結ばれないという結末かなぁ~と予測していたら、大きく裏切られました。
あれだけ悪事を働いたシン・テソンが生きていて、ヨンスが死亡とは!さらに、ドゥルレとテオがハッピーエンドで終わるという、マッチャン過ぎて言葉がでないとはこのことです。
で、このエンディングに至るまでの中で、ヨンスの死亡ほど哀しいシーンはなかったです。チャ・ヨンマンがヨンスをおびき出すためにドゥルレを拉致するのですが、ドゥルレがいなくなったことに気付いたテオがドゥルレを助けにやってきます。その後、チャ・ヨンマンから連絡を受けたヨンスもドゥルレを助けるために現れるのですが、チャ・ヨンマンたちに半殺し状態にされます。幸い、駆けつけた警察官にドゥルレとテオは救助されるのですが、血だらけで横たわり、ドゥルレに向かって助けを求めているヨンスの姿を見ても、ドゥルレは話しかけることも、駆け寄ることも、警察官に助けを求めることもせず、そのままテオと一緒に救急車で病院に行ってしまいます。
#ここでヨンスも一緒に救急車に乗っていたら、助かったのでは?と。
確かに、ヨンスはドゥルレの父親を殺したかもしれませんが、あれはどう考えたって事故。正直、橋の上で片手で大の大人を支えるのは難しい。ヨンスが手を離したのは事実ですが、頑張って捕まえていても、助かったという保証もない。ヨンスの優しい面も知っているドゥルレが、ヨンスの話も状況も一言も聞こうともせず、あそこまで残忍に切り捨てたのって、どう考えても納得いきません。何度も殺されかけたドゥルレ父を、ヨンスは助けてますし。
実際、ドゥルレってバカがつくほどお人好しと表現されていますが、最終回に至る数話の間で、私には、誰よりも冷酷な人間にしか映らなかったです。私の考えがおかしいのか?と思って、韓国のサイトで感想を読みあさりましたが、やはりヨンスを放置したドゥルレの行動に怒りがいっぱい。
もっと書くと、あんな風にヨンスを見送っても、ドゥルレには罪悪感というのが見当たらないのが不思議でたまりません。逆に、自分だけでもヨンスが生きた証を忘れないようにしたいと話すセヨンの方が、人間らしい。まぁ、あれだけテオに執着していたセヨンが、ヨンスを好きになったのにも驚きましたが。
「一途なタンポポちゃん」はハートウォーミングなサクセスストーリーというキャッチコピーがついていますが、これほどまでに自分のことしか考えていない人間の本質を描いた作品と言った方が妥当な気がします。
久しぶりに最終回で激怒して興奮しすぎて、眠れなくなった作品です。
そうそう、ドゥルレの子役が上手すぎて、キム・ガウンでは役不足を感じたのは言うまでもありません。
■キャスト
キム・ガウン(ミン・ドゥルレ役)
ホン・イニョン(シン・セヨン役)
ユン・ソヌ(シン・テオ役)
チョン・スンビン(チャ・ヨンス役)
コメント
最終回の感想、めちゃくちゃ共感です(;_;)
私の中ではお人好しで人情深いドゥルレ、こんな人いるのかと思うくらい素晴らしい人でした。
後半ヨンスにつめたくするのも一途にテオを思う気持ちからだと言い聞かせてましたが最終回で裏切られました、、最終回を見たあとすごく悲しい気持ちになりました。。本当にヨンスの死のシーンほど悲しいものはありません
私の中でドゥルレは冷酷で残酷な人になりました( ; ; )