王子様の条件 第15話 あらすじと感想

takakoです。

チュマンがジアハオを泥棒に仕立て上げたことで、カイミンはチュマンが自分よりジアハオのことを思っていると嫉妬します。そんな嫉妬を目の当たりにしたチュマンは、大富豪で心まで優しい人は初めてだと思うのです。ただ、ジアハオを傷つけたことは気がかりだったようで、チュマンは、ピーターにジアハオが家に戻っているかを確認させます。ピーターはピーターで、なぜジアハオが気になるんだ？と聞きます。チュマンは、私はカイミンという1番欲しいモノを手に入れたのに、私のせいでパリ音楽院を中退させられた上に、いろいろ世話になった恩を返したいというのです。

その時、チュマンは、世界的なバイオリニストでジアハオが尊敬しているユージンが、演奏会のために、台湾に来る事を知ります。そこで、ユージンに頼んで、ジアハオを弟子にしてもらおうと考えるのです。ユージンに連絡したところ会ってもらえるという事になり、会いに行こうとするのですが、カイミンが妨害します。特別なパーティーがあるから、そこに一緒に行って欲しいと。チュマンは高校時代の友人が台湾に来ており、今日を逃すと会えないと嘘をつくのです。カイミンは指輪を見せ、何を意味しているかわかるだろう？と言うのですが、チュマンはユージンのところに行ってしまうのです。

実は、このチュマンの行動は、すべてカイミンによる罠だったのです。チュマンとジアハオが海辺でキスをしている写真を記者から渡され、裏切られたことへの償いをしてもらおうと考えたのです。ユージンには一夜を明かす遊び相手としてチュマンが来ると伝え・・・。結局、ユージンとは何ごともなかったのですが、ユージンをふりほどくために、チュマンはガウン姿になっていたのです。その様子をジアハオに見られ、挙げ句の果てには記者に写真を撮られるのです。

救いを求めに自宅に戻ったチュマンは、カイミンからジアハオとチュマンがキスしている写真を見せられ、裏切られた対価として、今回の件を仕組んだと言われてしまうのです。