王子様の条件 第11話 あらすじと感想

takakoです。

朝南市場が閉鎖される日。卵を投げたり、大声でどなりちらすという抗議行動ではなく、ファッションショーで最後のもがきをするのでした。このファッションショーはチュマンによるアイデアで、市場で働く人たちをモデルにし、衣装も仕事内容にあったものにしたのです。大勢のマスコミが詰めかけた結果、ファッションショーが生放送され、それを見るために人が集まり・・・。今までにない取り組みだったので、ファッションショーを見に来た人たちを魅了したのです。その上、今回のファッションショーの衣装は、「プラダを着た悪魔」の衣装を手が手たパトリシア・フィールドということもあり、観客のボルテージは一層あがるのです。パトリシアは、ショッピングセンターはどこにでもあり、その国の個性を奪ってしまうとまでいうのです。文化というものは、朝南市場のような形の方がいいのではと。

とはいっても、朝南市場のねずみ騒動がなくなったわけではなく、市の職員によって強制撤去がされようとしたとき、ジアハオがその職員を呼び出すのです。その職員とカイミンが一緒にゴルフを楽しんでいる写真を見せ、ばれたら刑務所行だと脅すのです。その結果、朝南市場の強制撤去はなくなります。

このファッションショーにチュマンが関わっていたことに気付いていたカイミンが、チュマンを呼び出し、先日プレゼントしたものはすべて捨てるように言うのです。そして、最上のものをプレゼントすると。そう、カイミンはチュマンにしてやられたのですが、手に入れたいもののためなら何でもするというチュマンに魅力を感じたようです。

それにしても、あのファッションショーは奇抜だった・・・。