王子様の条件 第19話 あらすじと感想

takakoです。
 
ネックレスをプールに投げ捨て、拾うようにチュマンに命令するジアハオ。あなたがのぞむならと言って、チュマンはプールに潜るのです。どんなに意地悪をされても、チュマンはめげる様子はありません。それどころか、チュマンは、「私に興味があるからつらくあたる。憎しみと愛情は裏表。」とピーターに言い、体力をつけなきゃ！と運動したり、食事したり。いや～、チュマンのたくましさは、見てるこっちもびっくりというかなんというか・・・。ただ、ジアハオのせいで聴力を失いピアノを諦めたイーシェンという恋人が、チュマンにとっては最難関でしょうが。
 
そんな中、ジアハオのミュージックビデオの撮影があります。サシャがモデルとして出演することを知り、チュマンは何とか撮影現場にもぐりこめるようにピーターに依頼するのです。サシャのアシスタントとして撮影現場に行ったチュマンですが、その場でイーシェンから、追い出されそうになります。幸い、サシャがチュマンを助けてくれ中に入ることはできたのですが、ジアハオは相手にしてくれません。休憩中、母の手作りのお弁当にピーマンが入っていたことで、サシャがチュマンに捨てるように命令。サシャの継母はチュマンの実母なので、チュマンは捨てることができず、サシャと口論になってしまいます。ですが、命令を聞かないなら撮影現場から出て行ってもらうと言われたチュマンは、捨てるように言われた母のお弁当を撮影現場の外に持っていき、1人食べています。そこに、ジアハオが現れ、「パリでは嘘ばかりだったけれど、あなたの音楽で救わられたのは本当よ」とチュマンは言うのです。
 
撮影が再開されると、先ほどとは別人のような演奏がジアハオをします。ブラームスのクララへの気持ちのように、切ない初恋の心情が思いがあふれてると、撮影監督は絶賛します。イーシェンもジアハオの演奏に驚きを隠せない様子。そんなとき、サシャの犬が撮影現場に入り込み、きちんと見張っていなかったチュマンが責任を問われ、撮影現場から追い出されてしまうのです。