馬医 第41話 あらすじと感想

takakoです。

王女がクァンヒョンの前で倒れてしまいます。症状から痘瘡というのがはっきりわかっていたのですが、王家の治療を担当するのは、イ・ミョンファン。そのミョンファンがやってきて、王女の病は痘瘡だと診断を下します。何とか治して欲しいと訴える王ですが、ミョンファンも痘瘡には治療方法がないと答えるのです。そして、王女が感染したことで、チニョンは自分自身を責め立てます。王女はクァンヒョンとチニョンの婚礼準備のために、宮廷から外に出歩いていたのです。

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そんな中、恵民署の患者たちもどんどん死んでいきます。過去にも痘瘡がはやったことはあったのですが、ここまでの致死率になったことはなく、チニョンたちもお手上げ状態。ですが、クァンヒョンは何としても王女も患者も助けたい一心で、あらゆる書物をひっくり返し、治療方法を探し求めるのです。

その頃、宮廷には家臣たちの半分以上が来ないという事態が発生していたのです。何しろ、王女まで発症したので、一部の家臣たちは逃げ出していたのです。この事態に、自分を、民を裏切った人物は絶対に許さないと、王は怒りをあらわにします。

一方、サアム道人が吉報を持ってきます。王女が連れてきた痘瘡患者一号の患者が、好転したという事実を。その話を聞いたクァンヒョンは、その人物の処方箋を確認します。痘瘡だと知らず、熱を下げる薬だけを処方された人物が回復したと知ったクァンヒョンは、ある結論に達します。痘瘡の患者は、症状が変わるたびに処方を変えていると。ただ、今年は不作で栄養状態がよくない民が、強い薬に耐えられずに命を落としているのでは?と。その話を聞いた他の医官たちもクァンヒョンの説はありえると言い、熱を下げる処置だけに変えるとにします。

とはいっても、熱を下げる薬材が不足しているのも事実。すると、サアム道人が熱を下げる薬草は一つじゃないと話し、ありとあらゆる薬草の名前を言うのです。それからは、薬草探しに人手がかり出されます。ソンハなどの役人はもちろん、ウンソやギペおじさんたちも、薬草探しを手伝ってくれます。さらに、患者の家族や志ある民もが協力してくれるのです。いあやは、自分だけ逃げようと考えた重鎮たちとは大違いです。

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そして、クァンヒョンが方針変更した治療が功を奏し、恵民署、治腫庁(チジョンチョン)の患者たちの状態がどんどん好転します。ですが、王女だけは症状が悪化し、けいれんを引き起こしてしまうのです。この病は外科手術でも危険が高い部類に入り、死にゆくのを見守るしかないのです。その報告を受けた王は、すでに2人の王女を亡くしているのに、最後の1人であるスッキまでも亡くすのかと意気消沈します。

ですが、救世主が現れます。そう、ヒョンウク。元々、ヒョンウクが王女の症状を悪化させるように仕組み、手術で治して手柄を立てようとミョンファンに持ちかけたのです。そんなことを知らない大妃は、世子を救ったヒョンウクを信じ、王女の手術を任せようと言います。ただ、カアムが王女の悪化はヒョンウクが仕組んだことに気づいた上に、死体を解剖した犯人がヒョンウクではないか?とサンウが疑っているという話を聞かされたクァンヒョンは、ヒョンウクは危険人物だと見なし、王女の手術を止めに入ります。

■キャスト
チョ・スンウ(ペク・グァンヒョン役)
イ・ヨウォン(カン・ジニョン役)
イ・サンウ(イ・ソンハ役)
ユ・ソン(チャン・インジュ役)
ソン・チャンミン(イ・ミョンファン役)

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