馬医 第31話 あらすじと感想

takakoです。

サアム道人は、皇帝の側室が重病にかかり、その治療に携わる医師を募集するという張り紙を見ます。その案内を持ち帰り、クァンヒョンにやってみないか?と持ち帰るのです。そう、この治療に成功すれば、皇帝からの勅書がもらえ、挑戦に戻っても何の罪も問われられないと。今戻らなければ、老いたクァンヒョンに誰も気づいてくれないとも言い出すのです。そんなサアム道人の説得というか、脅迫というかにおされ、クァンヒョンはその治療への応募を決心します。

その頃、朝鮮からもミョンファンが率いる医療団が清国に到着します。側室の担当医がかつてのチニョンの恩師だったということもあり、ミョンファンたちはすぐに側室の病状を確認することができます。ですが、側室の背中の膿のようなものは、あのコ・ジュマンの命を奪った附骨疽(ふこつそ)だったのです。おまけに、かなり進行も進んでいたため、心臓近くまで附骨疽(ふこつそ)が広まっている状態。附骨疽(ふこつそ)の治療方法は確立されていなかったため、ミョンファンたちも困り果ててしまいます。

ただ、今回の側室の治療については、直接側室に行うのではなく、同じ病を持っている患者に3日間代理治療を行い、一番効果があったものを採用するという方法をとっていたのです。そのため、必ずしもミョンファンたちが有利ではありません。その上、多くの医師たちが応募していて、クァンヒョンたちが代理治療を行えるかどうかも危なかったのですが、幸い、重臣の妻を助けたという推薦状を持っていたので、クァンヒョンたちは代理治療をする医師に選ばれたのです。

そして、クァンヒョンたちの代理治療の開始日。クァンヒョンは患者が附骨疽(ふこつそ)だと知り愕然とします。サアム道人は、運ばれる薬剤から附骨疽(ふこつそ)だと気づいていたのですが、何としてもクァンヒョンに今回の治療をやってほしいと考え、クァンヒョンに託していたのです。実際、クァンヒョンにもこれを乗り越えなければ、医師としてやっていけないと言われます。ですが、どうしても前に進もうとできず、患者の前で1日中何もできずにいます。そんな様子に患者の方がクァンヒョンに、自分が長くないことはわかっている、最期に立派な医師に診てもらえただけでも本望だと話しかけるのです。その言葉を聞いたクァンヒョンはやっと正気に戻り、外科手術をする決心をします。最初は患者も承諾をしなかったのですが、最後はクァンヒョンを信じ、手術を受け入れます。

一方、薬での治療を試みていたミョンファンたちは、2日経過しても、患者の容体が何ら変化がないことにいらだちを感じ始めていたのです。そして、自分以外の医師が成功した場合を考え、部下に他の医者の様子を探りに行かせます。ミョンファン部下の姿を目撃したクァンヒョンは、思わず逃げてしまいます。

そんな中、カアムが患者の急変に気づき、クァンヒョンを呼びに来ます。自分の診断が間違えていてほしいと祈りながら、クァンヒョンに託すのですが・・・。結局、今回の患者も、コ・ジュマン同様、破傷風になってしまったのです。

■キャスト
チョ・スンウ(ペク・グァンヒョン役)
イ・ヨウォン(カン・ジニョン役)
イ・サンウ(イ・ソンハ役)
ユ・ソン(チャン・インジュ役)
ソン・チャンミン(イ・ミョンファン役)

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