馬医 第32話 あらすじと感想

takakoです。

カアムから知らせを受け、クァンヒョンは患者を確認します。診断の結果、コ・ジュマン同様、破傷風。ですが、クァンヒョンはひるむことなく、破傷風でくさった部分も取り除く手術を行うと話すのです。そして、治療用具をすべて煮沸したお湯に入れ、完全消毒するように話します。再度の手術に驚いたカアムは、サアム医師に相談します。すると、サアム医師は、この3年間、誰よりも破傷風の治療方法を研究してきたのがクァンヒョンだと言い、指示に従うようにと言うのです。

一方、ミョンファンが行っている薬による治療は、思うような効果がでていません。焦ったミョンファンは、自分たち以外の医師の状況を、部下に確認させる始末。朝鮮から来た医師が外科手術を行ったという話を聞いた部下は詳細を確認しようとするのですが、清国の役人に立ち入りを禁じられ、確認できず。間一髪のところで、クァンヒョンは見つからずに済みます。ただ、チニョンが今までとは違った治療法を思いつき、それを試したところ、効果が現れはじめ、ミョンファンたちはほっと一安心します。

そして、いよいよ「代理治療」終了の日。清国の医師団は、ミョンファンたちの治療を採用することにします。というのは、クァンヒョンが行った治療ではまだ完治していなかったこと、側室の体に刀を使うということがためらわれたから。クァンヒョンはがっかりし、意気消沈します。その後、治療室に戻ると、治療途中の患者たちが自宅に帰されているのを目撃したクァンヒョンは、自分が担当していた病人を宿まで連れて帰り、残りの治療を施します。その姿を見たサアム医師は、こんな機会を逃したことは惜しくないか?とクァンヒョンに尋ねます。クァンヒョンは正直に悔しいと答えるのですが、目の前にいる病人を治す方が重要だと答えるのです。そんなクァンヒョンの姿勢に、サアム医師はえらく感心します。

そんな中、カアムが、ミョンファンたちの治療方法を知るために朝鮮から来た医療団に近づきます。そこで、ソンハとチニョンに出会います。結局、治療方法については知ることができなかったのですが、清国の言葉が上手な医女と出会ったとクァンヒョンに話すと、クァンヒョンはチニョンが清国に来ていると気づき、慌てて探しに行きます。ですが、チニョンたちが朝鮮に帰る船はすでに出航していたのです。結局、クァンヒョンとチニョンはすれ違ってしまいます。

その頃、お忍びで武橋湯飯に出かけた王は、チャボンと出会い、施療庁が民に治療を受けさせない原因になっていると知るのです。

■キャスト
チョ・スンウ(ペク・グァンヒョン役)
イ・ヨウォン(カン・ジニョン役)
イ・サンウ(イ・ソンハ役)
ユ・ソン(チャン・インジュ役)
ソン・チャンミン(イ・ミョンファン役)

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