金よ出てこい☆コンコン 毒舌感想

金よ出てこい☆コンコン

takakoです。

BSジャパンで放映されていた「金よ出てこい☆コンコン」。タイトルがなんかすごいなぁ~と思っていたら、原題も「금 나와라 뚝딱」なので邦題の問題ではなかったようです。ネタバレあるので、ご注意を。

ハン・ジヘ作品で見なければよかった・・・という作品はあまりなかったのですが、思った通り、見て損したという作品ではありません。ただ、絶対見て!と周りに勧めるか?と聞かれると、そこまでは・・・というのが正直な感想。

で、最大の失敗は、やはりハン・ジヘの一人二役。メイクイーンの毒舌感想でも書いたのですが、演技が微妙。下手って訳じゃないんですが、メイクイーンの時は完全に子役のキム・ユジョンちゃんに負けたという感じが漂ってたんですが、今回は二役が無理だったような・・・。

ハン・ジヘ自体は嫌いじゃないんですが、本人独特のクセが、二役やっても出てたんですよ。モンヒでもユナでも同じクセがもろに出てたので、全然別人に見えなかったんですよねぇ~。ただ化粧が濃いだけみたいな。元々、ハン・ジヘって冷たい感じの役をあまりやったことを見たことがなかったから、余計にユナの演技は違和感ありあり。

逆に、「奇皇后」で一躍トップスターに躍り出たペク・ジニの方が、演技力は圧倒的に上なんじゃないかなぁ~と。「奇皇后」を見ればわかる通り、「金よ出てこい☆コンコン」とは完全に別人に見えますから。特に、ヒョンテ役のパク・ソジュンと二人でヒョンス、ユナをからかうシーンは、とにかくかわいい。演技というより、心から楽しんでいたずらしている子供のようにも見えましたから。ヒョンテとモンヒョンのラブラブぶりも演技とは思えなかったし・・・。まぁ、つきあっているという噂もありますけどね。

それよりも、何だかんだいってすごいなぁ~と思う設定は、ヒョンス父のモテぶり(笑)。女性3人に息子を産ませたんですから。おまけに、正妻が愛人の子を育て意地悪するならともなく、愛人たちが結託して正妻を追い出し、愛人1号が居座っているという点も、なかなか今までのドラマではなかったシチュエーション。そういう意味では、ソンウン役のイ・スギョンが、今までとは違う意地悪な役というのにも驚きましたが・・・。

で、こうやって書けば書くほど感想が浅くしか書けない点からも、全話を見ると、そこまではまれる作品ではないということがわかります(おぃ)。時間に制約がある人は、さくっと飛ばして良い作品です。あっ、復讐愛憎劇のドラマを観ている場合は、一緒に見ると、一種の清涼剤になります。どろどろばかり見ていると、おかしくなりますから(笑)。

■キャスト
ハン・ジヘ(チョン・モンヒ役)
ヨン・ジョンフン(パク・ヒョンス役)
イ・テソン(パク・ヒョンジュン役)
イ・スギョン(ミン・ソンウン役)
ペク・ジニ<(チョン・モンヒョン役) パク・ソジュン(パク・ヒョンテ役)
キム・ヒョンジュン (SS501末っ子)(チョン・モンギュ役)

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