奇皇后 第26話 あらすじと感想

takakoです。

側室候補の内、ヤンだけがタファンから花束を受け取ります。タファンがお金の袋ばかり渡していたので安心しきっていたタナシルリは、心中穏やかではありません。おまけに、父ヨンチョルからは、他の側室候補たちも側室にするようにと言われる始末。最初は女心がわからないのですか!と反論するタナシルリですが、ヨンチョルがタファンからマハに譲位させるためには、長官の娘たちが必要だと説得します。さすがのタナシルリも、愛より権力をとり、ヨンチョルの言うとおりにします。

とはいっても、大人しくするタナシルリではありません。早速、側室いびりを始めます。トクマンがヤンの世話係をすべて高麗出身者で固めたにも関わらず、タナシルリが自分の息がかかった人物に交代してしまいます。おまけに、ヨンファがタナシルリから全権委任されているということで、女官たちはヤンの言うことを聞こうとはしないのです。

最初のタナシルリの嫌がらせは、洗顔水。浴びたら顔に吹き出物がでるというものを運ばせます。ヤンは事前にタルタルから聞いていた話を思い出し、その水を女官たちにかけてしまいます。次は食事に何か変なものが混せられていたのですが、それに気付いたヤンは、女官たちにそれを食べさせてしまいます。ヤンがタナシルリの嫌がらせを全部女官たちに返すことで、女官たちの方が根を上げてしまったのです。

そんな中、タファンと側室との初の床入りの日が決まります。皇太后は体調も良くないから今回はしきたり通りにしなくてもいいと言うと、タファンは大丈夫だと首を振ります。相手も皇太后が選んだ人物ではなく、コルタにヤンがいいと言わせる始末。皇太后はタファンの気持ちを知っているのか、不敵な笑みを浮かべているのですが、タファンの嬉しそうな笑顔は見物。こういうシーンのチャン君って、本当にかわいいです。

そして、床入りのためにヤンがやってきます。ヤンはタファンに力をつてくれと懇願します。タファンは自分のせいで無実の人をこれ以上死なせたくないと言い、折を見て譲位するつもりだと言うのです。そんなタファンにヤンは、血書を見せます。蝶の紋様をを見たタファンは、父が書いた物だと悟ります。ですが、文字が読めないタファンは、何て書いてあるのかわからず。タファンはヤンに読んでくれと頼むと、ヤンはまず文字を覚え、父親が残した無念の言葉を自分で読めるようになるべきだと諭します。

その頃、ヤンが床入りの相手に選ばれたと知ったタナシルリは、さらなる嫌がらせをします。タナシルリの母の命日にも関わらず、女官たちにわざとヤンに派手な装飾をさせるのです。朝礼に参加したヤンを見て、タナシルリは自分と自分の母を侮辱した罰だと言って、ヤンを鞭で打ち付けます。ですが、ヤンはそのタナシルリの対応にも決してひるまず、タナシルリが根を上げるまで耐え続けるのです。タファンはヤンを救えなかった無能な王であることをヤンに謝るのですが、ヤンはタファンは無能ではないことを証明するために、朝礼に参加して欲しいと言います。ヤンが女官たちを締め上げ、命令したのがヨンファだと知り、ヤンはタナシルリにヨンファを罰するようにと言います。過去のことを蒸し返すなというタナシルリに、秩序を乱しては皇后の威厳に関わると言って、ヨンファを罰するように諭します。さすがのタナシルリも、タファンがいる前ではヤンのいいなりになることに。

ヤンはタファンと一緒に、ヨンファが罰せられている様子を見ます。そして、ヤンはタファンに、無能な王ではない、自分が力になると話します。これで変わるか、タファン?

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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