takakoです。
ヨンチョルが毒薬入りの酒を飲み、瀕死の状態に陥ります。タンギセたちはヨンチョルに解毒薬を飲ませようとするのですが、うまく口に入れることができない状態。その隙にタファンは皇太后の元に赴いて軟禁を解き、ヨンチョルの死は確実だと告げます。そして、タファンはお酒を用意したワン・ユを捕まえるように命令。捕まったワン・ユの元にタンギセは行き、ワン・ユを殺そうとすると、タナシルリがやってきてタンギセを止めます。それどころか、タナシルリはワン・ユを釈放します。いや～、タナシルリの勘違いも、役に立つものです。
釈放されたワン・ユは、ヨンチョルの容態を確認し、ヨンチョルの死はほぼ間違いないと判断。今後の計画についてヤンに相談したところ、ヤンは仏様にお祈りしては？と言い出すのです。驚くワン・ユにヤンは、皇太后が毎朝お祈りに来ていると話すのです。ワン・ユはヤンに言われるまま、皇太后に近づきます。そして、怪文書の黒幕が自分だと告白し、高麗の王へ復位と引き替えに、皇太后の味方になると話します。皇太后もワン・ユの条件をのみ、さっそく行動に移します。
まず、ヨンチョルのポジションを狙っている人物一人ずつに会い、皇太后が巧みにそのポジションにふさわしいのはあなたしかいないとそそのかすのです。言われた大臣たちはみんなその気になり、ワン・ユの思惑通りの行動に出始めます。同じく、ヨンチョルのポジションを狙っていたペガンは、タファンに自分にも見返りが必要だと言うのですが、タファンは聞く耳を持ちません。すると、ペガンは皇太后に鞍替えをしようとするのですが、皇太后はペガンたちを信用できないと一蹴。ただ、ペガンたちの力が必要なワン・ユが皇太后を説得し、何とかペガンたちを味方につけます。
そんな中、ワン・ユはヤンに髪飾りを贈り、高麗に戻ったら王妃になってほしいとプロポーズ。答がYESなら、その髪飾りを明日の朝、つけて欲しいと言うのです。その言葉にヤンは有頂天になるかと思いきや、一人部屋でタファンのことを思い出し、泣き始めるのです。えっ、ヤンってタファンが好きになってたの？うーん、予想外の展開に、ちょいびっくりです。そして翌朝、ワン・ユはヤンの部屋の前でそわそわして待っているのですが、ヤンの頭には髪飾りは見つからず。がっかりするワン・ユの姿は、何だかちょっと気の毒。ただ、その後ヤンが意を決して髪飾りをつけたことで、ワン・ユは有頂天に。その夜にはヤンの部屋を訪れ、なぜヤンが男として生きてきたかと尋ねるのです。ヤンは貢女として連れて行かれたときに逃げ出したと話すと、ワン・ユもまた自分のせいで多くの貢女たちは死なせてしまったと涙するのです。すると、ヤンはそのときに命を救ってもらったのが、まさに自分だと告白します。そして、二人は一夜をともにします。
一方、タンギセたちがヨンチョルの棺を運び出したことで、ヨンチョルの死を確信したワン・ユたちは、ヨンチョル一家を滅ぼす作戦を実行にうつします。ですが、ヤンはタナシルリについている女官から甘豆湯のにおいがするのに気付き、ヨンチョルが生きていると気付くのです。そう、甘豆湯は宮廷内ではヨンチョルしか飲まないもの。そのことをヤンはタファンに知らせ、同時にワン・ユたちにも知らせるために馬を走らせます。そして、何とか作戦場に間に合ったヤンは、ワン・ユたちにヨンチョルが生きていることを知らせるために、白い布をつけた矢を放ちます。
■キャスト
ハ・ジウォン（キ・ヤン/スンニャン役）
チュ・ジンモ（ワン・ユ役）
チ・チャンウク（タファン役）
ペク・ジニ（タナシルリ役）
キム・ソヒョン（皇太后役）
チョン・グクファン（ヨンチョル役）
キム・ジョンヒョン（タンギセ役）