takakoです。
高麗の少女ヤンは、大国・元への貢女（コンニョ）として母と一緒に連れ去られています。他の貢女（コンニョ）たちと一度逃げ出したことで、縄で何度も殴られながら連行されていたのです。その様子を、人質になっていた高麗の世子であるワン・ユが見ていたのです。ワン・ユが女性たちを殴るなと言うと、逆に命令するなと言われるくらい、ワン・ユの権力はない状態。そして、世子ワン・ユは自分の力のなさを実感し、夜中にこっそり貢女（コンニョ）たちを逃がすのです。逃げる貢女（コンニョ）たちは、将軍タンギセたちに殺されるか捕まってしまうのです。ヤンの母も将軍タンギセの弓にあたってしまいます。その上、将軍タンギセがヤンを狙ったのを見たヤンの母は、ヤンをかばい、さらに弓にあたるのです。その後、二人は崖から転落します。ヤンの母は最後の力を振り絞り、ヤンにヤンの父からもらった指輪を渡します。そして、「奇の姓で、この指輪と同じ指輪を持っている人を探しなさい」とヤンに言い、息を引き取ります。
何とか逃げおおせたヤンは、少年になりすまし、父親を捜していたのです。ヤンは雑穀屋に奇の姓の人物がいると聞き尋ねたところ、奇の姓の人物は女性。がっかりして帰ろうとしたところ、ヤンはワン・ゴの部下の馬にぶつかって気絶します。その後、ワン・ゴの屋敷に連れて行かれたヤンは、母を殺したタンギセがワン・ゴと親しくお酒を飲んでいる姿を目撃します。そして、ヤンはスニャンと名乗り、ワン・ゴの元にいさせてほしいと願い出るのです。
それから13年。スニャンは弓の名手となり、ワン・ゴが行っている塩の密売を担当していたのです。スニャンの密売を手伝うならずものたちは、家族が売られた者たち。彼らの家族を取り戻すために、塩の密売で得た報酬をみんなで分かち合っていたのです。
そんな中、高麗の世子であるワン・ユは、遊び人の振りをしながら、塩の密売について調査をしていたのです。スニャンという凄腕がいると聞き、ワン・ユはスニャンの元にやってきます。ワン・ユはスニャンに弓の勝負を挑みます。ただし、弓を射る前にお酒を1杯飲むという条件をつけて。その条件をのんだスニャンは、代わりに、部下に的を持たせることを提案。結局、お酒が弱いスニャンが、途中で吐いてしまいワン・ユが勝つのです。ワン・ユは自分は高麗の世子と親しいと言い、スニャンに義兄弟にならないか？と提案しますが、あっさり断られます。
一方、ワン・ユが塩の密売について調査していると知ったワン・ゴは、スニャンにワン・ユのスパイになるように命令します。スニャンはワン・ゴの命令通り、ワン・ユから信頼を勝ち取ります。ですが、ワン・ユは途中でスニャンがスパイだと気づくのです。
あれ、最初以外はチャン君出てないんですが・・・。というより、時代劇なのに子役が1話の半分って珍しい気がします。
■キャスト
ハ・ジウォン（キ・ヤン/スンニャン役）
チュ・ジンモ（ワン・ユ役）
チ・チャンウク（タファン役）
ペク・ジニ（タナシルリ役）
キム・ソヒョン（皇太后役）
チョン・グクファン（ヨンチョル役）
キム・ジョンヒョン（タンギセ役）