奇皇后 第51話 あらすじと感想

takakoです。

ヤンはメバク商団の頭を捕らえるため、自らお面をかぶり、敵陣に乗り込みます。そこに、本物のメバク商団の頭が現れ、お面をかぶった人間が二人に!メバク商団の頭がコルタであると知っているヨン・ビョンスが、ちょっとした動作から、本物と偽物を見分けます。すると、ヤンはお面を取り、顔をさらします。コルタは思わず「皇后」と叫んでしまいます。その言葉を聞いたヤンは、メバク商団の頭は宮中にいる人物だと確信し、タファンにもその旨を報告します。もちろんコルタもその報告を聞き、ヤンを始末する計画を企てます。

そんな中、タファンはコルタが運ぶ煎じ薬を飲むと、記憶を失うということに気付きます。そこで、タファンは自分の考えがあっているかどうかを確認するために、煎じ薬を飲んだ後、必死でこらえ意識を失った振りをします。その結果、コルタが寝ていると思いこんでいるタファンに話している内容を聞いてしまうのです。タファンはトクマンを呼び、煎じ薬に入っている毒について調べさせ、解毒薬が効かない毒であると知ります。タファンはヤンには内緒にするようにと話し、トクマンに密命を下します。

タファンがヤンとアユを守るために演技をしているとも知らないコルタは、皇太后に近づき、自分がメバク商団の頭であると明かします。そして、新皇帝が誕生した暁には、メバク商団に宮廷へのすべての商品の納品権を約束させます。いやはや、コルタがここまでお金の人間だったとは・・・。すっかり騙されたとはまさにこのことです。

で、タファンはコルタのいいなりになった振りをし、新しい皇帝を擁立するようにと命じます。そして、全員を呼び寄せ、タファンはコルタたちを逆賊の罪でその場で殺してしまいます。タファンがコルタになぜ裏切ったのだ?と尋ねると、コルタは裏切ったことはないと。そう、自分の主は最初からタファンではなかった、お金しか信用していなかったと答えるのです。権力がヨンチョルを豊かにしたのを見て、宮廷に潜り込んだと。タファンを邪険に扱うヤンを、コルタはよく叱責していたのですが、あれは何だったの?と、過去のシーンを思わず考えてしまいました。

しぶとく生き延びていたヨン・ビョンスも殺され、皇太后も自害し、宮廷内にはやっと平和が訪れます。とはいっても、タファンの体には毒が完全に回っていて、ほとんど動くことはできない状態。さらに、反乱軍が押し寄せ、タルタルも戦死してしまうのです。タルタルから事前に受けていた伝言をタファンに伝え、北に逃げようとします。病床のタファンがヤンの膝でつかの間の安息をとっていると、昔を思い出すとタファンがヤンに言います。タファンがヤンに愛していると伝えると、ヤンも初めて、タファンを愛していると答えるのです。そして、タファンはそのまま息を引き取ります。

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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