takakoです。
就寝中の巫女アリは、殺気で目を覚まし、出かける支度をします。同部屋のノギョンも起き、アリを追いかけていくのです。そして、アリが見たのは、成祖王の異母弟が、ユン・デヒョンによって殺害されている現場だったのです。殺害現場を目撃されたユン・デヒョンたちによってアリは追われている最中に山から落ち、けがを負うのです。そんなアリをホ・ヨンジェの妻が助け、検問から救ってくれるのです。そして、アリは透視で、ホ・ヨンジェの妻のお腹の子が女の子であり、数奇な運命にさらされるということを知ってしまうのです。さすがにその事実を告げることはできず、代わりに自分の命に代えてもその子を守ると約束するのです。女の子が欲しかったホ・ヨンジェの妻は、女の子が生まれると聞き大喜びします。
結局、アリは捕らえられてしまいます。牢屋にいるアリに会いに来た友人でもあるノギョンに、アリはこれから生まれてくるホ・ヨンジェの娘について守って欲しいと頼むのです。ただ、その子の名前などは告げず、その子がたどる数奇な運命についてだけ語ったのです。その後、アリは処刑され、この世を去ります。
それから13年。アリが透視して運命を読み解いたヨヌは、科挙に主席合格した兄ヨムのお祝いのため宮殿に来ていたのですが、宮殿の中で蝶を追っているうちに、遠くまでやってきてしまいます。ちょうど塀を越えようとしていた世子フォンがヨヌにみとれて足を踏み外し、はしごから落ち、二人は倒れ込むのです。そして、フォンはヨヌに、なぜ宮廷にいるのか?と問いただし、ヨヌはヨヌで、落とした荷物が高価であったこと、塀を乗り越えようとしていたことから、フォンを盗賊だと思い込むのです。
ヨヌが人を呼ぼうとしたので、フォンはヨヌを連れ走り去るのです。そして、ヨヌの誤解を解くために、フォンは塀を乗り越えて腹違いの兄に会いに行こうとしたと話し始めるのです。自分のせいで兄が不遇な状態であることを嘆くフォンに対し、ヨヌはそれはフォンのせいではないとなだめ、お兄さんもそのことはわかっていると話すのです。そして、話をするにつけ、ヨヌの聡明さにフォンは驚くのです。
そんな中、ヨヌがいなくなったことに気づいた母がヨヌを探していたのです。ヨヌがフォンと一緒にいるところを見た母は、ヨヌと呼びます。その結果、フォンも警護のものたちに見つかってしまいます。フォンはヨヌには内官と嘘をついていたため、臣下には何も言うなと命じます。ただ、ヨヌのことが気になったフォンは、ヨヌに謎かけの手紙を書き、臣下に届けさせるのです。
一方、フォンの異母兄である陽明君は、市場で病を見立て直す子供が大人たちに利用されている事を見破り、その子を助け出そうと計画していたのです。その場に居合わせた巫女ノギョンは、陽明君からただならぬオーラを感じていたのです。そして、陽明君とノギョンとの連係プレーによって、利用されていた子供は無事に助け出されるのです。
その夜、ヨヌは、フォンからの謎解きを必死で考えています。ヨヌを妻にしたいと考えている陽明君もまた、ヨヌ家にやってきて、ヨヌが手紙を解読しようとしている姿を見ているのです。そして、ヨヌはやっと謎解きを解読できたのですが、な、なんと、昼に会ったあの少年が世子であることだったのです。
太陽を抱く月(全20話) | ||
韓国語タイトル | 해를 품은 달 | |
英語タイトル | The Moon that Embraces the Sun | |
キャスト | イ・フォン役 | キム・スヒョン(김수현) |
ヨヌ役 | ハン・ガイン(한가인) | |
ヤン・ミョン役 | チョン・イル(정일우) | |
ポギョン役 | キム・ミンソ(김민서) |