太陽を抱く月 第20話 あらすじと感想

takakoです。

フォンと陽明君の剣がお互いの首をとらえます。ですが、陽明君はユン・デヒョンからフォンの首をとれという言葉に従わず、フォンに背を向け、ユン・デヒョンたちに向かって反撃していくのです。そして、フォンの合図で隠れていた王の兵たちも加わり、ユン・デヒョンたち反逆者たちとの戦いが始まります。そう、陽明君は、刺客から救ったヨヌを母が住む寺に連れ帰った時、フォンからある提案を持ちかけられていたのです。ヨヌを殺そうとした人物達を一掃したい、そのためには反逆者たちの名簿が必要だと。結局、陽明君はその提案を受け入れ、今回の反逆劇に荷担していたのです。

ただ、ユン・デヒョンも死に、戦いも終わったかと思った瞬間、一人の兵が陽明君めがけて槍を放ちます。その槍を避ける事もできたのですが、陽明君は自分が生きている限り同じようなことがまた起きてしまうと案じ、そのままその槍に打たれてしまうのです。そして、最期の最期に、王の座を欲しいと思った事もあるが、弟や友の方が自分にとっては大事だったと語り、そのまま息を引き取るのです。同じ頃、ポギョンも自らの命を絶つのです。廃妃されるくらいなら、最期まで王の女でいたいというポギョンの女心からの行動。そう、ポギョンが欲しかったのはフォンからの愛情だけだったから。

その頃、ヨヌはフォンの命令でホン・ギュテに連れられ、母と兄がいる場所に連れて行かれます。8年ぶりの再会に母は号泣し、うれしさのあまりに倒れてしまうのですが、ここで眠ったら二度とヨヌと会えなくなるのでは?と言いだし、絶対に休まないという始末。ただ、ヨムがミナ王女を許さないことにヨヌ母は心を痛めていることを知ったヨヌは、ミナ王女に会い、お腹の中にいる赤ちゃんのためにも生きるようにと諭すのです。そして、ミナ王女のことで苦しんでいるフォンとヨムのためにも、ヨヌはミナ王女を許すと言うのです。

数年後。フォンとヨヌの間にも王子が生まれ、ヨムとミナ王女の間の息子と宮中で仲良く遊んでいます。ヨヌはヨムに、ミナ王女が奴婢から平民となった、ずっと付き添っていた女官も亡くなった、幼い子供には母親は必要だと話し、ミナ王女の事を許しては?と諭すのです。ただ、ヨムの心の中ではまだ葛藤があったのか、なかなか踏ん切りがつかない様子。ですが、宮からの帰り道、巫女チャンシルから、毎日毎日ソルからヨムは幸せですか?と尋ねられると言われるのです。その言葉を聞いたヨムは、自分たちに会いに来たミナ王女を許す事にします。

そんな中、フォンはヨヌの誕生日祝いにと、人知れずカヤグムの練習をしています。そんなことを知らない女官達が、普段はヨヌの部屋に入り浸るフォンがさっさと帰る姿を見て、倦怠期では?などと噂する始末。ただ、いくら練習してもうまくならないフォンは、カヤグムのせいにするのです。横で見ていたヒョンソンが楽器に異常があるかどうかを調べるためにカヤグムを弾き始めると、あまりの腕前にフォンはびっくり。それも、フォンが習っているのを見て暇つぶしで練習しただけと言われ、フォンは悔しさを隠しきれない様子。結局、ヨヌにカヤグムの演奏を披露する場では、フォンが弾くのではなく、裏に隠れたヒョンソンが弾く事になります。ただ、弦が切れてしまい、フォンが弾いていないことはヨヌにばれてしまいますが・・・。

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太陽を抱く月(全20話)
韓国語タイトル해를 품은 달
英語タイトルThe Moon that Embraces the Sun
キャストイ・フォン役キム・スヒョン(김수현)
ヨヌ役ハン・ガイン(한가인)
ヤン・ミョン役チョン・イル(정일우)
ポギョン役キム・ミンソ(김민서)


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