馬医 第50話 あらすじと感想

takakoです。

医学生を終了せず、医師の試験も受けずに医官になったクァンヒョンには、王室の主治医になる資格はありません。そのため、クァンヒョンの周りの人たちは残念に思っていたのですが、な、なんと、王はクァンヒョンを王室の主治医に抜擢したのです。集まった人たちは一様に驚きます。もちろん、クァンヒョンとともに一緒に歩んできた人たちは、大喜び。ただ、テジュだけはクァンヒョンの主治医就任が本当によかったのか?と心配します。

実際、クァンヒョンは今回の手術が終わり次第、都を出て、貧しい人たち向けの医師として暮らそうと考えていたのです。その考えを見破ったのはサアム道人。なぜ医師たちが王室の医官になりたがるのか?と解くのです。そう、王室での治療がない日は、何をしても大丈夫だから。なので、クァンヒョンは自由な時間に、貧しい人たち向けに医療を施せばいいというのです。さらに、本当の権力とは何なのかを、見せるべきときだと説得します。いや~、サアム道人はすごい。地位や名誉に興味がなくても、正しく使う方法があれば、あったほうがよいという考えですから!

そんな中、クァンヒョンが王室の主治医に就任することに反対する左議政たちは、会議(?)をボイコット。さらに、法と秩序を重んじる大妃を見方につけようと、大妃に会いに行きます。ですが、今回ばかりは大妃までもが、クァンヒョンに王室の主治医を任命した王に従うというのです。誰が見てもクァンヒョンの実力はぴか一で、自分たちの利害に悪影響を及ぼすからでは?とまで、ちくりと。いや~、やっと大妃がまともになりました。

馬医50-1

その後、王と大妃の後ろ盾をもらったクァンヒョンは、大改革に乗り出します。王室の治療がない日は、医官たちに恵民署の治療を順番に担当するようします。さらに、横流ししていた薬剤についても指摘し、やはり恵民署にまわすように処理。医師や薬局からのクレームにも、クァンヒョンは動じることもなく、どんどん改革に着手していきます。

馬医50-2

一方、クァンヒョンとチニョンの結婚式が執り行われます。当日、緊張のあまり、クァンヒョンは治療中に鍼を逆さに持ったりして大失態。周りから追い出され、式の準備に取り掛かるように言われます。同じく、チニョンも追い出され、二人はばったり。そこで、クァンヒョンはチニョンに指輪を渡し、一生これより良いものは贈れないかもしれないが、つかんだこの手は一生離さないとプロポーズします。なかなか、いい言葉です。

それから数年後。新しい王は、クァンヒョンを王室の主治医から地方の長官に任命します。位的には下になりますが、民の暮らしぶりを見るには良いポジションのため、クァンヒョンは喜んで赴任します。そのため、久しぶりに帰国したサアム道人は、クァンヒョンに会うことはできずじまい。さらに、療養を言い訳にクァンヒョンとチニョンに会いに来た王女も、二人が治療のために奔走してしまい、代わりに二人の子供の面倒を見ることに。最後の最後まで、あわただしいです。

■キャスト
チョ・スンウ(ペク・グァンヒョン役)
イ・ヨウォン(カン・ジニョン役)
イ・サンウ(イ・ソンハ役)
ユ・ソン(チャン・インジュ役)
ソン・チャンミン(イ・ミョンファン役)

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