秘密 毒舌感想

秘密

takakoです。

BSイレブンで放映されていた「秘密」。誰かの代わりに刑務所に入るドラマがはやりなのかわかりませんが、「秘密」も恋人が起こしたひき逃げ事件の罪をかぶり刑務所に入った主人公の話。ネタバレあるので、ご注意を。

ユジョンは自分の家も貧しいにも関わらず、恋人を検事にするため、必死でバイトしてドフンを支えます。やっとドフンが検事になり、プロポーズを受け、これからという矢先の交通事故。事故を起こした事実に気づいていなかったユジョンの前に刑事が現れ、事の状況を知り、ユジョンはドフンの前途を考え、身代わりになって刑務所に入ります。で、事件の担当検事はドフンという皮肉な組み合わせ。さらに、刑務所の中で妊娠に気づき、ユジョンは出産。

ユジョンは出所すれば、ドフンと息子サンと3人で仲良く暮らせるだろうと考えたのでしょうが、フツーに考えて、検事になった人間が、前科者と結婚する?と。もちろん、ドフンが犯した罪をかぶっただけですが、前科者の妻は出世の妨害になるだけ。そう考えたら、ドフンがユジョンを疎ましくなる日がやってくるだろうというのは、明白。思った通り、ユジョンが別れを切り出し、THE End。というより、ドフンの行動はひどすぎて、人間ここまで落ちるか?というレベル。

ただ、「秘密」がちょっと違うのが、ひき逃げされた女性の元彼ミニョクの存在。ユジョンを一生苦しめる覚悟で、つきまとい続け、最後にはユジョンを好きになってしまうという、想定外の状態。マッチャンドラマの中でも、おいおいって感じもしなくはない結末。まぁ、ユジョンがひき逃げ犯じゃないのでは?と気付いた時点から、気持ちが変わり始めたととらえることもできるけど、何ともドラマだけではそこまでは読み取れない。

で、「秘密」を最終回まで見続けて思った大きな謎が、ミニョク継母。実の娘がいるのに、なぜミニョクが貧乏人と結婚するのをあんなに邪魔したのかが疑問。だって、ミニョクさえいなくなれば、実の娘をKグループの跡取りにすることだって可能かと。まあ、それを言い出したらドラマにならないんですが、やっぱりこの謎こそが、最大の秘密なのかもしれないと思ったりしました(笑)。

時間があったらどうぞ作品です(おい)。

■キャスト
チソン(チョ・ミニョク役)
ファン・ジョンウム(カン・ユジョン役)
ペ・スビン(アン・ドフン役)
イ・ダヒ(シン・セヨン役)

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