百年の遺産 毒舌感想

百年の遺産

takakoです。

BSジャパンで放映していた「百年の遺産」。「いばらの花」、「あなたしか愛せない」、「百年の遺産」と、私が数ヶ月間見続けたドラマが3本も同時に終わってしまい・・・。幸い、廃人になることを避けるために、常に5~6本見るようにしているので大丈夫ですが、3本の中では、「百年の遺産」が一番。韓国での視聴率は、嘘をつきません(笑)。

ドラマの始まり方を見て、また復讐ドラマと思ってしまったのですが、全然違います。ただ、姑の嫁いびりはすごい!最初から気に入らなかったけど最愛の息子の説得に負け、結婚は許したものの、気に入らないから離婚させようとします。ただ、慰謝料をできるだけ払いたくないため、チョルギュ母は嫁のチェウォンを精神病院に監禁。精神病院から脱出したチェウォンは事故で記憶喪失になると、助けれくれたセユンを不倫相手にしたて、チェウォンを追い込み・・・。残念ながらチェウォンが記憶が戻ってしまい思惑がパーになると、今度はチェウォン父に濡れ衣を着せ、逮捕させるというとんでもなさ。これがドラマの前半のストーリーだったんで、てっきりどろどろ想像しちゃいました。

実際は、心温まるホームドラマという感じ。もちろん、ジュリ役のユン・アジョンの罠でチェウォンは窮地に陥ったりしますが、割とあっさりセユンにばれちゃうし。正直、今まで私が見たユン・アジョンの悪女の中では、ジュリはかわいい部類です(笑)。福寿草はすさまじかったんで!

ただ、「百年の遺産」はかなりはまった部類のドラマなのに、セユン役のイ・ジョンジンにはまったく興味が持てず。一度もかっこいいと思わなかったという不思議なドラマです。逆に、チェウォン役のユジンはかわいいなぁ~といつも思ってました。

まぁ、イ・ジョンジンには悪いんですが、「百年の遺産」はどう見積もってもチェ・ウォニョンが上という感じがしたんですけどね。やることなすことダメダメすぎるんですが、妙に憎めない!とにかくチェウォンへの思いだけは痛いほど純粋なのはわかりますからね。特に、会社が倒産して、破産後からは運転代行で家族を支える姿は、苦労知らずのお坊ちゃまだったという感じはしませんし。

そして、ドラマのタイトルにもなっている「百年の遺産」というのが、チェウォン家のククス工場の話ともつながっていたりします。ばらばらになっていた家族がひとつになり、家業を継ぐという点。このあたりは「華麗なる遺産」にも通じるものがありますが、やってみないで投げ出すのではなく、工夫して発展させるというのはいいなぁ~と。

メインのチェウォン、セユン、チョルギュだけではなく、伏線の家族たちの恋愛模様もなかなか面白く描かれているので、復讐ドラマとサンドイッチで見るとほっとできます(おぃ)。

■キャスト
ユジン(ミン・チェウォン役)
イ・ジョンジン(イ・セユン役)
チェ・ウォニョン(キム・チョルギュ役)
ユン・アジョン(キム・ジュリ役)

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