奇皇后 第49話 あらすじと感想

takakoです。

ヤンとペガンがお互いを殺そうとしている現場に、タファンがやってきます。すでにタルタルによってペガンは殺されていたのですが、タファンはヤンにペガンを殺した罪を認め、許しを乞うように求めます。ですが、ヤンは自分には過ちはないため、許しを乞う必要性がないと言い切ります。そんなヤンの態度に、タファンはヤンを感業寺に送り、席藁待罪(ソッコテジェ)を命じます。ヤンが罰せられると知り、タルタルはペガンを殺したのは自分だ、殺した理由は、ペガンが漢族を皆殺しにしようと企てていたことを知ったからだと話し、その事実をタファンに話すと言うのです。ただ、ヤンはタルタルにタファンのそばでタファンを守って欲しいと頼み、すべての罰を受けると話します。

ただ、ヤンが感業寺に行ってから、タファンはまたもや酒浸りになり、荒れ狂い始めます。臣下たちには、自分に忠誠を誓うなら、ひれ伏せと言ったり、ひれ伏したらひれ伏したで嘘でこびへつらうと言ったり、手に負えない状態。もちろん、コルタは壊れていくタファンの姿に、大満足。これからは自分が皇帝の主だと言うのです。

一方、ワン・ユはメバク商団の頭に扮装し、嘘の命令を下します。その結果、市場には大量の穀物が流通し始め、価格は暴落。どんどん値が下がっていく様子に、貴族たちも備蓄していた穀物を売り始め、さらに価格は落ちていく始末。で、3分の1まで価格が下がったところで、ワン・ユは一気に穀物を買い集めるのです。それも偽の交鈔で。この状況を傍から見ていたタルタルは、ワン・ユが裏で動いていると勘づきます。いや~、タルタルは本当に賢いです。

その頃、タファンはヤンがいない生活に寂しさを感じ、昔のことを思い出すのです。そして、夜にも関わらず感業寺に行くと、ヤンが席藁待罪(ソッコテジェ)を受けながら、自分のために祈祷しているのを目撃します。その姿に、タファンはやっとヤンの本心に気づき、ヤンを宮廷に戻すことにします。宮中に戻ったヤンは、皇室の帳簿やメバク商団について調べていた書類などを、タファンに渡します。突然のヤンの態度にタファンは驚くのですが、ヤンは自分とアユを守るために権力が必要だっただけだと言い、これからはタファンのそばでタファンを支え、アユの教育に専念すると。専業主婦宣言みたいなヤンの言葉に、似合わなすぎる・・・と思ったのは、私だけではないはず(笑)。で、思った通り、ヤンはまたもやタファンを動かします(おぃ)。タルタルから聞きつけた情報を元に、交鈔と銀貨の交換を提案します。最初は渋ったタファンですが、貴族ではなく民のためにと言われ、タファンは交鈔と銀貨の交換を決定します。それどころか、タファンはヤンを皇后にすると発表し、ヤンも元の国母になることを受け入れます。

そんな中、ワン・ユは買い集めた穀物を匿名で宮殿に送ります。届いた穀物を、タファンとヤンは民に分け与え、タファンは民からの絶大な支持を得ます。ただ、タンギセが、タファン、ヤン、アユ皇太子を殺し、別の人間を皇帝にする計画を立てていたのです。メバク商団の頭に相談し、親衛隊の人間は自分の息がかかった人間だとまで話すのです。その話を、変装してメバク商団に潜り込んでいたワン・ユたちも聞きつけます。で、タンギセが自分たちの殺害計画を立てているとは知らないタファンとヤンが、タンギセたちに囲まれてしまいます。そこに、事前に計画を知っていたワン・ユたちが現れ、タファンとヤンたちを助けてくれます。その間にヤンは弓を持ち、タンギセの息の根を止めます。

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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