takakoです。
タファンはヤンに殺される悪夢に苦しめられ、またもや酒に溺れる日々を送っています。タファンとヤンとの気持ちが完全にすれ違った状態のまま、臣下たちはペガンの罷免を要求します。そこに、タファンの苦しい胸の内を知っているペガンは、自ら職を退くと猿芝居。結局、自分の心の内を理解しているのはペガンだけだといい、タファンはペガンの処罰を一切しないと公言。それどころか、ペガンが見て欲しいと頼む書類にも、ペガンは自分の分身だからペガンが玉璽を押せばいいといい、タファンはペガンがやることを黙認します。その結果、ペガンはヤンの味方である臣下たちに無実の罪を着せ、投獄してしまうのです。さすがのタルタルもペガンのやり方に異を唱えるのですが、ペガンは聞く耳を持たず、タルタルもペガンの言うとおりに行動することにします。そんなタルタルに、ヤンは卑怯だと言うのですが、タルタルは拒否することも時には必要だと答えます。
その頃、マハが実の息子だと知ったワン・ユは、マハに会いに行きます。ヤンに迷惑をかけたくないワン・ユは、マハに自分が父親だとは名乗らず、体調がよくなって高麗に連れて行ったらすべての事実を話すと臣下たちに話します。ソ尚宮はその話を聞いてしまい、マハがワン・ユとヤンの息子だと知ってしまいます。ですが、ワン・ユの願いは叶わずに終わってしまいます。そう、マハは毒が体中にまわってしまい、息を引き取ってしまいます。息子と呼べなかったことに、ワン・ユは涙、涙。その姿を見ていた臣下たちも、一様に涙を流していたのです。
一方、メバク商団の頭はヨン・ビョンスを呼び出し、ペガンに会うようにと命じます。ヨン・ビョンスは殺されると言うと、メバク商団の頭はヨン・ビョンスにある書類を渡します。そして、その内容を見れば、ペガンはヨン・ビョンスを信用するだろうと。ヨン・ビョンスはメバク商団の頭の言うとおり、ペガンに会いに行き、渡された書類を見せたところ、ペガンは市中で商売をしている異民族の人間たちから財産を没収するようにヨン・ビョンスたちに命令します。そうそう、やっとメバク商団の頭がお面を外したのですが、思った通りコルタ!一番の悪人は、ヨンチョルでもペガンでもなく、コルタだったとは驚きです。あっ、コルタは撮影現場の見学の時に見ました♪
そんな中、タファンが倒れ、意識不明になります。医官がいつ目が覚めるかわからないと話すと、皇太后とペガンは、タファンが意識が戻る前に、ヤンを宮中から追い出す計画を練ります。意識が戻ったときがやっかいだと話すペガンに、皇太后はヤンが謀反を計画したことにすればいいと言い出すのです。そして、証拠なんていくらでも作ればいいと。いやはや、皇太后はやはり悪知恵が働きます。
ですが、皇太后とペガンの動きを察知したペガンがヤンに知らせてくれたおかげで、皇太后とペガンの計画はパー。ヤンは息子アユが皇太子であることを利用し、大明殿で摂政を宣言します。そして、ヤンは皇室の財政が厳しい責任を管理者である皇太后に追及し、権利を剥奪。代わりに、トクマンに皇室のお金を管理するように命令します。さらに、プルファには都城と宮中のすべての軍権を託すと宣言します。
その後、ヤンはタルタルに協力を仰いだ答が欲しいと話すと、タルタルは書庫にある「孫子の兵法書」に答があると話します。ヤンは書庫に行き、「孫子の兵法書」を見つけ、その内容に驚愕します。そう、ペガンの側近たちの不正が事細かに記されていたのです。それを見たプルファは、ペガンも私腹を肥やしていたのでは?とヤンに尋ねると、ペガンは不正を働くような人間ではないと答えます。そして、ペガンの側近たちを捕まえるために、ヤンはアユの誕生日を利用し、ペガンの側近たちを呼び出します。ただ、ヤンはいきなり罪を問うのでのはなく、自ら不正を認めるような形でペガンの側近たちを誘導します。そんなヤンの姿に、タルタルの表情も満足げに見えたのは私だけ?いや、きっと見間違いじゃないです。
■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)