奇皇后 第44話 あらすじと感想

takakoです。

ワン・ユが元に到着すると、ヤンを守るため、タファンがワン・ユを殺そうとします。まず、ヤンが止めに入り、さらには皇太后までもがタファンを止めにやってきます。結局、タファンはワン・ユを殺せないまま、ワン・ユは拷問にかけられることに。皇太后はタファンに、ヤンが黒幕だと証言すれば命だけは助けてやると取引を持ちかけます。もちろん、ワン・ユは拒否します。

その頃、ヤンもワン・ユを助けるために、各省の長官たちを呼び寄せます。ただ、今回ばかりは長官たちもヤンに協力できないと拒否。すると、ヤンはこの宮廷の中には、重大な秘密があると打ち明けます。そう、マハはタナシルリが外で拾ってきた子だと。ヤンはその証拠と証人両方を抑えていると言うのです。この言葉を聞いた長官たちは、ヤンに協力することを決心します。そして、長官たちはタファンの前で、帳簿は偽物でワン・ユは無罪だと主張。そこに、ヤンが現れ、帳簿を送ってきたキム・スンジョを召喚し、事実関係を確認すべきだと話します。タファンはヤンの言葉通り、キム・スンジョを召喚するように命令を下します。

ただ、キム・スンジョが事実を話してしまえば、ペガンは一環の終わり。ペガンはタルタルに、キム・スンジョを殺すようにと命じます。同じく、ヤンもヨンビスに、キム・スンジョを連れてくるようにと命じます。自分たちの味方になるか?と案ずるヨンビスに、ヤンはヨンビスに策を話し、きっと味方になってくれるはずだと。そして、ヤンの思惑通り、ヨンビスたちが一足早くキム・スンジョを匿ったおかげで、本物はペガンたちに殺されずに済んだのです。目の前でペガンたちの刺客に殺された身代わりを見たキム・スンジョも、ヤンの側につく決心をします。

その後、キム・スンジョが死んだという知らせを聞いたタファンは、ワン・ユを処刑するように命じます。民衆の前での絞首刑を命じ、刑が実行されます。パン・シヌが自分から殺せと言い、最初に絞首台に乗ります。ですが、直前にキム・スンジョが元に到着したと知らせを受けたヤンが、矢を放ってロープを切ります。そして、連れてきたキム・スンジョが持っていた密書をタファンに差し出します。そう、ペガンから偽の帳簿を作るように命じられたとうい内容が記載されている密書を・・・。その瞬間、タファンはまたもや幻覚に悩まされ、民衆の前で失態を見せてしまいます。

意識を取り戻したタファンは、ペガンになぜあのようなことをしたのだ?と尋ねます。すると、ペガンはタファンがワン・ユの死を願っていたからだと答えるのです。タファンの父に受けた恩を裏切った過去のことを話し、タファンのためにだけ生きると。そのため、どんな罰も受けるとペガンは言います。ですが、タファンはワン・ユを流刑にし、ペガンには自分と同等の権利を与えると宣言。想定外のタファンの決断に、ヤンは驚きを隠せません。

ヤンはもっと力をつけてワン・ユを助けると言うのですが、ワン・ユは元の敵国に物資を売ったことを認めてしまうのです。ヤンはワン・ユの裏切りに涙し、自分はどこの国の人間なんだろう?と家臣たちに言います。そして、ワン・ユは流刑地に連れて行かれるのですが、途中で先回りしていたペガンが剣の勝負を挑みます。そう、どちらかが死ぬまでの戦いだと。ただ、同じくワン・ユを殺そうと思っていたタンギセたちも隠れていて、タンギセたちの矢に、ワン・ユ、ペガン共々倒れてしまいます。防戦して戻ったタルタルから、ヤンはワン・ユが死んだと聞かされます。

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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