奇皇后 第31話 あらすじと感想

takakoです。

ヤンはタルタルから呼ばれ、スパイの名簿を受け取ります。その名簿をタファンに渡したヤンは、これを使って長官たちに譲位反対側に立ってもらうように説得するように話します。ですが、この名簿が武器になるかならないかは、タファンの態度にかかっていることも伝えるのです。呼び出された長官たちは、言葉が出なくなったと知っていたタファンが話すことに、まず驚くのです。タファンはわざと話せない振りをしていたと言い、譲位に反対するようにと頼みます。ただ、長官たちはヨンチョルにたてつかず、穏便に済ませようと言い出すのです。すると、タファンはスパイが記載された名簿を持って、長官たちが多額の借金をヨンチョルにしているのは、すべてヨンチョルが仕組んだことだと。その話を聞いた長官たちは、タファン側につくことを決めます。

そんな中、ヨンチョルの元に、メバク商団からの手紙が届きます。その手紙を読んだヨンチョルは、フクスを殺したのはタルタルと気付きます。ヨンチョルはメバク商団に返事を書き、裏切り者のタルタルを殺すと。ただ、ワン・ユはヨンビスのおかげで手紙の内容を見ることになります。そして、少ない人数で大人数を倒すには火しかないというヨンビスのアドバイスの元、タルタルは無事に救出されます。

同じ頃、クリルタイが開かれています。ヨンチョルはタファンが到着する前に譲位を決定しようとするのですが、タファンが到着しパー。さらに、タファンが譲位は皇帝が行うものだと話し始め、話せないと思っていたヨンチョルは驚くばかり。詔書を取り上げ、タファンがすらすらと読み上げたことで、さらにヨンチョルたちは驚くのです。何しろ、タファンは字を読めないと思っていましたから。そして、タファンは長官たちにこの譲位には賛成できない、自分と意を同じくする者は起立するようにと言います。ですが、全員が立ち上がらなかったのです。その理由は、ヨンチョルが本当に自分たちを陥れたという証拠がないからというもの。そのとき、皇太后がタルタルを引き連れ、クリルタイの会場にやってきます。そこには、メバク商団から送り込まれたスパイも一緒に。その姿を見た長官たちは、全員が譲位に反対。タファンは皇帝のままいることになります。

次に、タファンは奪われた玉璽を取り戻し、今後は政も自分が行うと宣言します。そこで、玉璽を取り戻すことの議決をとることに。譲位に反対した長官たちは、一人一人起立をし、玉璽がタファンの元に戻るのも時間の問題と思ったのですが・・・。そう、ヨム・ビョンスが突然やってきて、皇太子が行方不明になったと報告します。皇太子がタナシルリによって連れて行かれたと知っていたヨム・ビョンスですが、これを使えばクリルタイを中止できると考え、興奮したタンギセを押さえつけたのです。いや~、タンギセよりヨム・ビョンスの方が賢すぎます。

ひとまず玉璽を奪われずに済んだヨンチョルは、次の策を考えます。捕らわれた者の中で、家族がいる者を選び、自分の言うとおりにすれば家族は一生面倒見ると。ヨンチョルの命に従い、皇太子を拉致する刺客の振りをします。皇太子の部屋の前で、トクマンとプルファがその刺客を目撃し、二人を捕らえます。刺客を捕らえたという一報に、ヨム・ビョンスたちは一人をその場で殺し、一人を牢に入れます。ただ、刺客にしては武術の覚えがないことに疑問を感じたプルファが、そのことをタファンたちに報告します。すると、タルタルは、ヨンチョルが企んだ罠だと。黒幕を自分たちに仕立て上げ、殺そうとするだろうと。その話を聞いたヤンは、自分もヨンチョルと同じく、ない話をあるようにする、直接ヨンチョルに話に行くと言い放つのです。

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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