奇皇后 第43話 あらすじと感想

takakoです。

ヨンチョルたちを一掃し、タファンがペガンにそそのかされ、侵略戦争を始めてから5年もの月日が経過。当初は勝っていたペガンたちですが、どんどん戦況は不利になっていき、今では負けたという報告が続く日々。タファンはどんどん酒におぼれ、幻想が見えるようにまで落ちぶれてしまいます。その結果、負け戦から戻った兵士が、タファンをヨンチョルの操り人形と呼んでいると思い込み、その場で殺してしまいます。目に余る行為に、ペガンがタファンを止めに入り、タファンが正気に戻るのであれば自分を殺せと言い出すのです。そこに、ヤンが現れ、何とかタファンも落ち着きを取り戻します。ヤンはタファンに、二度と酒を飲まないで欲しいと約束させます。ただ、タファンはワン・ユとヤンが密かに会って自分を裏切っているという密書に苦しめられているとは、言えないのです。

そんな中、マハはタファンから、文字を覚えること、武術に励むこと両方とも禁止されています。ですが、皇太后が密かにマハに文字を覚えさせ、ワン・ユとヤンが、マハの母タナシルリを殺した敵だと教え込んでいたのです。皇太后の刷り込みで、マハはヤンを見ると暴言を吐き、攻撃的な態度を取ります。逆に、タファンの実の息子であるアユの方は、タファンにそっくりで、勉強をしていると眠くなると言って途中で中断するばかり。おまけに、タナシルリのことを嫌っていたタファンは、アユばかりかわいがるのです。マハはタファンから冷遇されていることで、より一層、ワン・ユとヤンへの憎しみを増強させます。

一方、偽の密書を送り続けても、タファンがヤンに対して何も行動に移さないことに業を煮やしたタンギセは、皇太后と取引することを考えます。皇太后はペガンを呼び出し、侵略戦争を妨害しているのがワン・ユと思わせるような作戦を企てます。証拠はなければ作ればいいと皇太后は言い、ペガンに高麗にいる仲間に偽の帳簿と上書を送らせます。皇太后の作戦通り、タファンに届く前に、ヤンがその帳簿を受け取るのです。ヤンがパン・シヌに知らせようと外出を考えたところ、トクマンの忠告で皇太后の罠からは抜け出せます。ただ、ワン・ユへの疑いは晴らせるどころか、帳簿を見るなりタファンはワン・ユを廃位するという命令を下すのです。

その後、タンギセがソ尚宮に会い、マハに叔父が生きていることを伝え、マハにワン・ユを迎えに行かせます。マハがワン・ユを母の敵と言うと、ワン・ユは事実関係をきちんと把握するべきだと諭します。マハは自分に説教する気か!とワン・ユに抵抗するのですが、ワン・ユがいないところでは、ワン・ユの言葉について考えていたのです。ただ、ワン・ユと一緒に元の国に戻る途中、タンギセと落ち合ったマハは、ワン・ユに廃位を命じ、罪人として扱うと宣言。そこから元の国までの間、ワン・ユはタンギセやヨム・ビョンスに殴られながら、行くことになります。

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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