takakoです。
ヤンは、鏡の中に隠されていた血書をチョクホに見せたところ、チョクホも本物に間違いないと言います。そして、ヤンは売られた先の方が逃げやすいからたくさん食べて体力をつけておこうとチョクホに言います。で、ヤンとチョクホを捕らえたメバク商団のフクスは、ペガンに挨拶に行きます。タルタルは、フクスたちがヨンチョルの資金源だと話し、彼らと仲を良くしておくべきだと提案。ですが、フクスを見るやいなや気に入らないと思ったペガンは、彼らの行動を監視するようにとタルタルに命令します。その後、ペガンとタルタルは、ヤンがメバク団に捕らわれてることを知り、解放するようにとフクスに言います。ですが、フクスは自分たちのルールがあると言い、競売に参加してヤンを落札するようにと。結局、フクスの思惑通り、落札金額は跳ね上がり、軍の1年分の経費3000両をペガンは払うことになります。
一方、ワン・ユはヤンが亡くなった上に、ヨンチョルの姪との婚礼を父に命じられ、酒浸り状態。まさかワン・ユがそんなことで悩んでいるとは知らず、ヨンビスはワン・ユが自分たちの行動に気がついたのでは?と感じるのです。そこで、ヨンビスはワン・ユがお酒を飲んでいる妓楼にこっそり様子を見に行き、酔いつぶれているワン・ユを見ながら、やはり味方にはなれないと心の中でつぶやくのです。
そんな中、ヨンチョルは各行省の長官を招いて、皇子誕生の祝宴を催します。集まった長官たちは、各行省から側室を迎えてはどうか?と提案します。もちろんタナシルリは大反対するのですが、ヨンチョルはあっさり承認します。すると、タナシルリは側室は自分が選ぶと言い出すのですが、慣例から考えて、皇太后をが側室選びをすべきだと長官たちは主張します。おまけに、皇太后が罪を犯したという確証がないため、寺から呼び戻すべきだと。結局、自分たちの権力を確固たるものにしたいヨンチョルは、各行省の長官たちの提案はすべて受け入れます。
その頃、タンギセがペガンを訪れ、婚姻の品をもらいにきたと言い出すのです。誰が結婚するのだ?とペガンが聞くと、ワン・ユがヨンチョルの姪と結婚すると話すのです。その話を立ち聞きしたヤンは、一人涙します。そして、高麗に戻ったら渡して欲しいと言われた同僚たちの手紙を読み、ヨンチョルたちへの復讐を心に誓い、ペガンに自分を側室候補選びに参加させてほしいと懇願します。ペガンは理由と策を言って気に入れば検討しようと言います。ヤンは理由はヨンチョルたちへの復讐だと言い、策はタファンの権威を立て直すと。ただ、ペガンはいくらタファンがヤンのことを好きだと言っても、皇帝の権威を立て直すのは無理だと言うのです。すると、ヤンは血書の存在を明かし、ペガンとタルタルに見せます。これが本物だという確証があるのか?と聞くペガンに、蝶の絵が先代の印だと、チョクホが教えてくれたと話すのです。チョクホに会ったのか?と聞くペガンに、自分と一緒に捕らわれていたマクセンこそ、チョクホだと答えます。
結局、ペガンはヤンを側室候補にすることに決めます。タルタルはヤンが賢すぎることが毒になると言って反対するのですが、何かを得るためには、時には冒険を犯すべきだとペガンは言います。そして、ペガンは側室になるための訓練を開始するのですが、刺繍、琵琶、舞、礼法など、教えるものをすべて完璧に習得していくヤンに感嘆します。それでもタルタルは反対し続けるのですが、孫子と呉子の兵法をヤンに持ち出され、実践で必要なのは敵にスパイを送り込むことだとヤンに言われ、態度を軟化。それどころか、タルタルが出した課題も完璧に理解するヤンに、タルタルは何も言うことができなくなります。
そして、側室選びのテストの日がやってきます。タルタルは宮廷に1歩でも踏み込んだ瞬間、戻ることはできないとヤンに話すのですが、ヤンは突き進んでいきます。最初に、皇太后の前に側室候補が集められます。ヤンを見たトクマンは驚きを隠せません。同じく、皇太后もヤンの姿を見て、表情を変えます。その後、タファンの前に側室候補が連れて行かれ、その中にヤンの姿を見て、驚いたタファンは思わず「ヤン・・・」と言葉を発するのです。そう、タファンはヤンが死んだと聞かされてから言葉を失っていたのですが、初めて言葉を発したのです。
■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)