奇皇后 第38話 あらすじと感想

takakoです。

タンギセは、父ヨンチョルが残した秘密資金を捜すために、鉱山にいます。ですが、捜せど捜せど、金塊は見つからず。そこに、ヨンチョルが処刑されたという知らせが入ってきます。父が亡くなったことで、タンギセは嘆き悲しむのです。謎なのは、罪のない他人の親を平気で殺しておいて、自分は嘆き悲しむとは・・・。命はみんな同じなのにって、思わず思ってしまいました。そして、タンギセ役のキム・ジョンヒョンって「わが愛しの蝶々夫人」とは大違いの役すぎます。

そんな中、各行省からヤンに貢ぎ物が届きます。ヤンはすべての皇室のものにするように命じ、高麗から届いた人参に入っていた密書は中身も見ずにしまってしまいます。実際、ヤンの周りはヤンと同じく高麗から貢女として連れてこられた人たちばかりなので、高麗王の頼みは聞いてはいけないと、周りからも言われるのです。その後、ヤンが各行省の長官に会ったところ、ペガンを大丞相にすることには反対だと言われてしまいます。長官の中にも序列があり、ペガンは一番下だと。もしペガンが大丞相になると、誰もタファンの話を聞かないと言うのです。その話を聞いたヤンは、自分が何とかするから、タファンの味方になってくれるようにと頼みます。

その頃、論功行賞について悩んでいたタファンは、ヤンに相談します。ヤンは長官たちをタファンの味方につけるためにも、権力と名誉を分離し、全員に顔が立つような妙案を考えます。その案を見た皇太后は、ヤンの頭の良さは政治には向いていないと判断。皇太后はペガンを操り、ヤンを次期皇后にしてはいけないと説得を始めます。そして、ヤンが考案した論功行賞が発表されたことで、ペガンはヤンに牙をむき始めるのです。手始めに、自分の姪に皇后教育を受けさせます。

一方、毒殺刑執行の日が訪れ、タナシルリには毒薬が渡されます。素直に飲まないタナシルリに、ヤンは毒殺では刑が軽すぎる、絞首刑にすべきだと、タファンに言います。すると、タファンはタナシルリを絞首刑にすると命じ、民の前で処刑されます。そこには、妹タナシルリが処刑されると聞きつけたタンギセが駆けつけていたのです。ただ、タナシルリは死ぬ直前に皇太后に土下座し、マハだけは助けて欲しい、皇太子にして欲しいと訴えます。タナシルリの切なる訴えに、マハをタナシルリの実子だと思いこんだ皇太后が、マハを世話し始めます。

そして、タナシルリの処刑も終わり、タファンはヤンを皇后の座につけようと考えます。ですが、ペガンが反対をしている人物たちの署名を持ってくるわ、皇太后が座り込むわで、前途多難の状態。さらに、ペガンが高麗に貢女300人を送るように命じたと聞き、ヤンはペガンの本性を思い出したのです。ヤンはワン・ユに会い、高麗のためにも、自分のためにも、自分が皇后の座につく手伝いをしてほしいと頼みます。ペガンはヨンチョルみたいになったら殺してくれとタルタルに言ってましたが、すでになっているような気が・・・。権力って恐ろしいです。

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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