takakoです。
ヤンはヨンチョルの元に、一人で乗り込み、ヨンチョルの企みをその場で言い当てます。そして、ヨンチョルが自分とペガンを陥れようとしたら、ヨンチョルは孫を殺そうとした人物ということが公になるだろうと話すのです。さらに、歴史にも不名誉な人物と記されるだろうと。ヤンのあまりにも堂々とした態度に、ヨンチョルも一瞬動揺します。その姿をヤンはとらえ、ペガンたちに報告します。で、この席にはたまたまワン・ユも居合わせたため、ヨンチョルはヤンがいなくなった後、ワン・ユに相談します。すると、ワン・ユはこの一大事に危険を冒さない方がいいのでは?とアドバイスします。
結局、ヨンチョルはペガンではない他の長官を皇太子殺人未遂の容疑者としてとらえるのです。玉璽を守るため、見せしめのために無実の罪で殺し、それ以外の長官たちを牽制。翌日開かれたクリルタイの席では、ペガン以外はタファンへの玉璽返還に賛成しなかったのです。つまり、ヨンチョルの勝ち。ですが、ヤンがヨンチョルに言ったとおり、タファンは長官たちの心を得ることに成功したのです。
一方、冷宮から戻ったタナシルリは、早速朝会を開くと宣言。その話を聞いた皇太后は、ヤンにすべての権限を委譲すると話し、朝会はヤンが取り仕切るようにと話します。そして、タナシルリは名ばかりの皇后で、抜け殻であることを本人に思い知らせるようにと、ヤンに言います。ヤンはその言葉通り、タナシルリを朝会から追い出すことに成功。ですが、タナシルリは動揺しません。何しろ、ヨンチョルがタファンとヤンを殺害しようと計画していたので、もう少しの辛抱だと。
肝心のタファンとヤンの殺害計画は、恒例の狩猟大会で行うと、ヨンチョルたちは決めたのです。タンギセはヨム・ビョンスに二人の殺害を命じ、成功すればどんな地位でも与えてやると話します。出世欲の強いヨム・ビョンスはタンギセの命を受け、成功して大臣になったら、ヨンファを妻として迎えたいと話すのです。驚くヨンファに、皇帝が変われば、女官でもないだろうと言うのです。
狩猟大会当日、タファンは相変わらずヤンと一緒に過ごします。会場でワン・ユを見つけたタナシルリは、親しげに話しかけるのですが、ワン・ユはそっけない態度を見せます。そんなワン・ユの態度についてタナシルリが考えていると、ソ尚宮はワン・ユはヤンが好きだったという話を聞いたと言うのです。その言葉を聞いたタナシルリは真実を確かめるため、タファンとヤン、ワン・ユを別々に呼び、4人でお酒を飲む席を設けます。タナシルリはヤンにお酒の勝負を仕掛け、ヤンもそれに応じます。泥酔したタナシルリがワン・ユに意中の人物がいたと聞いたがと話を振ると、ワン・ユはその相手は死んだと答え、そのまま席を立つのです。その後、酔ったヤンを支えるタファンの姿をタナシルリは目撃。さらに、そんなヤンを遠くからいとおしい目で見つめるワン・ユの姿を見てしまいます。嫉妬に狂ったタナシルリは、ヤンよりワン・ユの方が殺したいと、ソ尚宮に口走ります。
■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)