奇皇后 第23話 あらすじと感想

takakoです。

洞窟に逃げ込んだヤンは、産気づいて男児を一人で出産します。足の甲にある3つのほくろが星形に見えたことで、ヤンはワン・ユに会って正式な名前をつけるまでは、息子を「ピョル(星)」と呼ぶことに決めます。ただ、洞窟の外からヨン・ビョンスの声が聞こえたことで、ヤンはピョルを荷物のようにくるみ、洞窟から逃げ出します。残念ながら、ヨン・ビョンスたちに見つかってしまったヤンは崖に追い詰められます。追っ手の兵士が赤ちゃんとは知らず、ヤンを捕まえようとピョルと一緒に崖から転落します。さらに、ヨン・ビョンスが最後のとどめとしてヤンに矢を放ち、胸に命中したことで、ヤンもまた崖から転落します。ヨン・ビョンスはヤンの死を確信し、大都に戻ります。

その頃、ヤンを探し山中を探し回っていたパン・シヌは、倒れているパク武官を発見。まだ息があることに気付き、パン・シヌはパク武官を担いで、事件のあった場所に戻るのです。そして、ヨン・ビョンスとチョチャムの話から、ヤンが死んだこと、今回の黒幕がタナシルリであることを知ります。その後、パン・シヌはパク武官の治療を頼むためにトクマンを訪れ、今回の一件がすべてタナシルリが仕組んだことを話します。トクマンはこの事実をタファンにも知らせると、タファンはヤンが生きていないなら生きる意味がない、殺してくれとコルタに言うのです。同じく、ヤンが死んだという知らせを聞いたワン・ユもまた、一人慟哭します。

一方、矢が当たり崖から落ちたヤンを、高麗村の村長であるチョクホが拾い上げます。幸い、ノ尚宮がヤンに託した鏡に矢が当たっていたおかげで、ヤンは生きていたのです。チョクホの看病のおかげで意識を取り戻したヤンは、ピョルを探しに行かなければいけないと、チョクホの制止も聞かずに出かけます。ですが、ピョルを奪った兵士が持っていた布にはピョルはおらず。必死でピョルを探し回るヤンを、チョクホは諦めるようにと説得します。生きる気力を失ったヤンは、チョクホと一緒に仲間たちの死体がある場所に戻り、一人涙します。

そんな中、お寺にいるタナシルリは、ノ尚宮に何とかして男児が必要だと言い放ちます。ノ尚宮は流産したと言えばいいじゃないかと諭すのですが、タナシルリは盗んででも何とかしろと。そのとき、尼が捨てられた男の赤ちゃんを連れてタナシルリの前にやってきます。その赤ちゃんを見たタナシルリは、ノ尚宮にその赤ちゃんを盗めと命令。すると、ノ尚宮は尼は事実を知っていると言うと、毒殺しろと。さらに、寺も放火するようにと命令します。結局、タナシルリの企み通りに事は運び、タナシルリは赤ちゃんをこっそり御輿に隠して宮廷に戻ります。その後、まるで本当に出産したかのように見せかけるための芝居まで打ちます。いや~、タナシルリの努力はある意味すごい、すごい。というより、執念が何とも言えません。

まさか自分の赤ちゃんがタナシルリの手に渡っているとは知らないヤンは、チョクホと一緒に逃げていたところ、メバク団のフクスに襲われ捕まってしまうのです。このフクスという人物は、身よりのない人物を捕まえ、奴婢として売っていたのです。で、メバク団の一味が到着したのが、ヨンチョルの邸宅。タンギセたちに見つからないように、ヤンとチョクホを息を潜めていたのです。ただ、なかなか寝付けないヤンは、自分の命を救ってくれた鏡を取り出します。その鏡の間から布きれが見えることに気付き抜き出したところ、あれだけ探し求めていた血書があることに気付きます。

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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