奇皇后 第34話 あらすじと感想

takakoです。

タナシルリの策略によって、ヤンはタファンを守れなかった罪人として連行されようとします。そこに、意識を取り戻したタファンが現れ、タファンの毒をヤンが抜いてくれたと話し、ヤンをそのまま連れて行きます。タファンは部屋に戻ると、その場で倒れてしまいます。タファンがすごい熱があると知って驚くヤンに、コルタが歩くのもままならない状態だったにも関わらず、ヤンを助けるためにタファンは走っていったと話します。その言葉を聞いたヤンは、一晩中タファンのそばで看病しながら、ヤンのタファンへの思いも変わっていくのです。

タファンが回復した後、ヤンはある決心をします。お風呂に入り、きれいに身支度をして着飾り、タファンの寝床に行きます。突然のヤンの訪問に驚いたタファンだったのですが、ヤンはタファンと一晩ともに過ごす決心をしていたのです。プルファからヤンの気持ちを聞いたコルタは、他のお付きのものたちをすべて下がらせます。タファンはヤンの決心を喜び、もう寂しい思いをしなくて済むのだなと言うのです。

そんな中、皇太后が宮中の財政に頭を抱えている姿をヤンが偶然目撃します。帳簿を見せてもらったヤンは、タナシルリの散在が多いと指摘。そして、催しを減らしたり規模を縮小したりすれば、節約は可能だとアドバイスします。帳簿をぱっと見ただけで内情を把握したヤンの計算早さに皇太后も感心し、皇太后はヤンに皇室財政を任せます。ヤンは衣服の購入を控え、できるだけ繕って着ること、食事も野菜を中心とした素朴なものにするようにと命じます。さらに、ヤンはマハのお祝いまで減らしたのです。その事実を知ったタナシルリは激怒し、ヤンを階段から突き落とします。ただ、ヤンが階段から落ちたことで、ヤンが懐妊している事実が発覚します。タファンは大喜びし、ヤンを2階級昇進させます。それどころか、オジンの時のようにタナシルリが嫉妬して問題を起こさないよう、タナシルリに釘をさしにいきます。うーん、タファンの行動が、タナシルリの行動をどんどんエスカレートさせているということがわからないんでしょうか。

で、やっぱりタナシルリは行動に出ます。ソ尚宮から犬蠱術(けんこじゅつ)という術を聞き、その術でヤンを呪い殺そうとするのです。術師は失敗した場合、呪いは依頼人に返ってくると話すのですが、タナシルリはそんな脅しでひるむわけもなく、ヤンに犬蠱術(けんこじゅつ)をかけてほしいと頼みます。その後、タナシルリが毎晩祈祷することで、ヤンは悪夢をうなされ始めるのです。ヤンはその夢のことをタルタルに相談すると、腕に犬の噛み後がないか?と。すると、ヤンはあると言ってタルタルに見せると、タルタルは犬蠱術(けんこじゅつ)に違いないと話すのです。本で読んだだけの知識だが、おそらくタナシルリがヤンにかけたのだろう、ヤンが強い意志を持って立ち向かえば、タナシルリの方に被害が及ぶだろうと話します。「太陽を抱く月」でもあったけど、呪い殺すって本当にできるんですかねぇ~。ちょっと怖い世界です。

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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