奇皇后 第16話 あらすじと感想

takakoです。

上奏文を読んで一人激怒したヨンチョルは、犯人捜しのために、サッカー場にやってきます。疑わしい人物を一人ずつ見ながら考えるのですが、皆目検討がつかず、困惑します。そんなヨンチョルの心の動きとは違って、目の前の試合では、タファンとワン・ユがヤンをかけて戦っていたのです。タファンは自分が勝ったらヤンと目もあわせるなとワン・ユに警告すると、ワン・ユは自分が勝ったらヤンを宮廷の外に出すようにと要求します。ですが、タファンはワン・ユの要望は受け入れられないと一蹴。結局、接戦のまま、ワン・ユが蹴ったボールがタファンの顔面を直撃し、タファンが気絶。そのまま試合は終わってしまいます。

タファンは部屋に運び込まれると、顔に大きなあざができていることが判明。コルタが薬を塗るべきだと言うのですが、タファンは言うことを聞かず、臣下たちに出て行けと言うのです。コルタはヤンの言うことなら聞くからとヤンに薬を託し、ヤンだけ残して部屋を出ます。最初はヤンが薬を塗ろうとしてもタファンは嫌がったのですが、結局、タファンはヤンのいいなりに。そこに、上奏文を持った皇太后が現れ、ヨンチョルの大逆罪を明らかにするチャンスがやってきたと話します。ただ、皇太后は、タファンには何もするな、時を待てと忠告します。

その頃、上奏文のすり替えにヤンが関わっていたことをワン・ユが知ってしまいます。激怒したワン・ユは、自分の前に現れるなとヤンに言うのです。ワン・ユは心の中で、お前のためだ、どうしてわかってくれないのかと言うのです。ですが、そんなワン・ユの気持ちがわからないヤンは、ワン・ユに拒絶されたと涙します。ヤンが泣きながらタファンのところに戻ろうとしているのを目撃したタンギセが、自分の前で他の男のために泣くなと。あらら、タンギセは本気でヤンを好きになってしまったみたいです。同じく、ヤンが心あらず状態なことに気づいたタファンもまた、一緒にお酒を飲もうと言い出します。そして、酔いつぶれて寝てしまったヤンは、寝言でワン・ユの名前を呼びます。ヤンのワン・ユへの思いを知っても、タファンはじっとこらえるのです。

そんな中、ワン・ユは新たな怪文書を作成します。妖術師から水に濡れると消える墨を手に入れ、「息子を殺した犯人を父親が殺した」という文書を作成。その文書を至る所に掲示させたのですが、雨が降るとほとんどの文字が消え、ヨンチョルが先代王の死に関与している血書があるというような内容だけが浮き彫りに。都はその噂で持ちきりになり、ヨンチョルは犯人捜しに躍起に。ただ、ヨンチョルもやられているばかりではなく、先手を打つことに。タファンの元を訪れ、脅しをかけます。その脅しにタファンは小さくなってしまいます。部屋から出て橋に座り込み落ち込むタファンを慰めるために、ヤンは背中合わせに座ります。そして、ヤンは耳もふさぎ、目も閉じたから、何も聞こえないし、何も見えないと言い、自分の背中に寄り添ってくださいと、タファンに言うのです。で、二人が橋の上で寄り添っている姿を、偶然ワン・ユが目撃してしまいます。

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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