奇皇后 第10話 あらすじと感想

takakoです。

皇太后と皇后は、タファンの前でオジンを側室にするかしないかで言い争っています。そして、タファンに意見を求めるのですが、タファンは二人の話を一切聞かず、別のことを考えているのです。そう、目の前で倒れたヤンのことを。そんなタファンの様子に気づいた皇太后と皇后は、またもや激怒します。ただ、タファンは完全にマイペース。それどころか、内官のコルタの話を聞いて、ヤンを自分の世話係に任命します。で、このコルタの話を聞いた時のタファンの妄想がおかしすぎるんですよねぇ~。ヤンから感謝されると聞いて、ヤンが猫なで声でタファンにお礼を言うシーンが繰り広げられるのですが、ハ・ジウォンのぶりっこって妙におかしい。演技力なのか、強い役が多いから見た目的に似合わないからか、何だか鳥肌が立ちます(笑)。

その後、タファンの世話係に任命されてやってきヤンは、感謝どころか迷惑そうな顔ばかり(笑)。ひげを剃らせたり、顔の手入れをさせたり、足をもませたりするのですが、とにかくヤンはやりたくないというオーラがひしひし。その姿を見たタファンは、ヤンの様子がスンニャンにあまりにもそっくりだと思うのです。

そんな中、ヨンチョル丞相から職務の件で呼び出され、タファンは言われるがままにただ印を押すのです。ただ、ヨンチョルの本題はタナシルリのこと。今夜はタナシルリの元に行くようにと命令するのです。結局、ヨンチョルを恐れるタファンは、言われるがままにします。ですが、タナシルリはタファンに抱かれても、タファンが完全に抜け殻だということに気づいてしまい、侮辱されたと憤るのです。

こうやって皇太后とヨンチョルの板挟みになっているタファンは、スンニャンに顔がそっくりのヤンに、自分の胸の内を吐露します。高麗でスンニャンという人物に出会ったおかげで、初めて自分の力で何かを成し遂げた経験をしたと。ただ、スンニャンを裏切り、きっと彼は自分を恨んでいるだろうと話すのですが、唯一の友であるとも言うのです。そして、そのスンニャンの代わりをして欲しいかとヤンに頼むのですが、ヤンからは拒否されてしまうのです。その後、ヤンは希望通り、タファンの世話係を外されます。

その頃、ヨンチョル、タンギセ、タナシルリは、オジンが子供を産まないようにするための作戦を考えます。タンギセはタナシルリに、オジンの世話係から間者を選ぼうと提案します。一人ずつ呼び出し、信用できるかどうかの試験を実施し、合格した者に間者になってもらおうと。そして、タナシルリが実施した試験で、唯一合格したのがヤンだったのです。もちろん、ヤンはタナシルリたちの行動に疑問を感じ、何か試験をしていると気づき、彼らの思惑の通りに行動していたのです。いやはや、ヤンの方が一枚上手です。

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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