太陽を抱く月 第8話 あらすじと感想

takakoです。

ノギョンを説得できなかった教授たちは、ノギョンの術の継承者であるヨヌを拉致します。籠に閉じ込められ運ばれていたヨヌは、棺の中に入れられていたころのシーンが脳裏にかすむのですが、自分の記憶とは思えず、誰の記憶?といぶかしるのです。そして、ヨヌは隙を見つけて逃げ出し、同じく宮廷の者を追い払って逃げていた陽明君とばったり。陽明君はヨヌを連れて逃げ、自分のことを覚えていないか?と問いただすのです。知らないと答えるヨヌに陽明君は寂しさを感じつつも、追っ手を払うのに精いっぱい。幼い頃に一緒に行った温室の場所を教え、そこで落ち合うことにするのです。ですが、陽明君と別れた後、ヨヌは追っ手に見つかってしまい、そのまま宮廷に連れて行かれてしまうのです。

宮廷にヨヌを連れ帰った教授は大妃に、ヨヌはノギョンをおびき寄せる人質であると同時に、人間札として最適な相だと言い出すのです。王フォンの厄をすべて受けさせるため、王が寝てから起きるまでの間、寝床にヨヌを置いておくと。最初は渋った大妃ですが、1か月の期間限定で、王にばれないようにできるならと応じることにします。まさか王の人間札になるとは知らないヨヌは、入浴をさせられ、きれいに身づくろいし、深夜こっそり王の寝床に連れて行かれるのです。人間札としてやってきた巫女がヨヌだと知ったウンは、驚くのです。同じく、ヨヌも相手がフォンだと知り驚くのですが、相手がフォンであるならば、少しでも穏やかにしてあげたいと思い始めるのです。寝ながら苦しんでいるフォンにヨヌがそっと手を当てると、フォンの表情はみるみる明るくなるのです。

ヨヌが人間札としてフォンの寝床に入った翌日から、フォンの調子はよくなります。食事もきちんと食べ、臣下たちを驚かせるのです。いつも冷たそうな表情をしていたフォンから笑顔が戻り、ヒョンソンにも昔のような態度で接し・・・。そんなフォンの態度に、怒られながらもヒョンソンはうれしさのあまり泣き始めるのです。

一方、民の暮らしの実情を把握したフォンは、その時に出会った子供たちの父親を宮廷に呼び出すのです。その父親との会話から、フォンは嘘をついていることを感じ取るのです。その後、ウンにその父親を尾行させ、危うく殺されそうになったところを助けさせ、安全な場所に子供たちと一緒に住めるように手配するのです。ウンはなぜ王が自分に尾行を命じたのかを聞くと、その父親の手を見る限り、初めて剣を握ったようなまめがあったと。おそらく、テギョンたちは工事名目で民を集め、その建築費を横領し、軍を作っていたはずだと、フォンは言うのです。それは大逆罪では?というウンに対しフォンは、まだ自分を殺すタイミングではないから当面は大丈夫だろう、それまでは泳がせておくと言い出すのです。いや~、フォンはなかなか賢いです。

そんな中、ヨヌが王の人間札になったと聞いたノギョンは、大急ぎで宮廷にやってきます。今まで何かと言い訳をつけて戻らなかったノギョンに対し、それほどあの弟子が大切なのか?と、大妃は聞きます。門外不出の術を使ってしまい、神力が落ちた上に、下界でいろいろな霊を背負ってしまい、その浄化に時間がかかってしまっただけだと。ちょうどタイミングが訪れたので戻ってきたと、ノギョンは大妃に言うのです。タイミングとは?と大妃に聞かれたノギョンは、お世継ぎだと言うと、大妃は満足します。ただ、ノギョンは戻る条件として、自分の立場を危惧し立ち聞きをするような代理の者を追い出し、自分を元の地位に戻してくれるならば・・・と言うのです。ノギョンの能力を買っている大妃は、ノギョンの言う通りにします。

宮廷に戻ることになったノギョンは、ヨヌを何とか宮廷から外に出そうとします。ですが、ノギョンは人間札として、フォンのつらさを少しでも和らげられるなら・・・と言い出すのです。ただ、ノギョンからは決してフォンに対して他の感情は抱いてはいけないと、釘をさせれてしまうのです。

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太陽を抱く月(全20話)
韓国語タイトル해를 품은 달
英語タイトルThe Moon that Embraces the Sun
キャストイ・フォン役キム・スヒョン(김수현)
ヨヌ役ハン・ガイン(한가인)
ヤン・ミョン役チョン・イル(정일우)
ポギョン役キム・ミンソ(김민서)


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