ガラスの靴 毒舌感想

ガラスの靴

takakoです。

BS11で放映されていた「ガラスの靴」。2002年の作品だったのですが、今回はじめて見ました。そして、哀しくもあり、考えさせられる作品でした。ネタバレあるのでご注意を。

12年前の作品なのに、今と容姿が全く変わっていないキム・ヒョンジュには、正直かなーり驚かされました。

というのは、ほとんどの女優さんが整形しているので、12年も前の作品だと、顔の造りが違っていたりします。

おまけに、キム・ヒョンジュの服装はシンプルで、メイクも薄かったということもあり、映像が古いという以外では、見た目での古さを感じさせませんでした。

で、肝心の感想ですが、

因果応報

という言葉がとにかくぴったり。

「ガラスの靴」は姉妹の話でもありますが、スンヒという登場人物が重要なファクターでは?と。チョルンに愛されなかったのも、テヒ家から追い出されたのも、すべてユニのせいにしてましたから。そもそも、ユニがテヒの実の妹だと知ったとき真実を告げていれば、心優しいユニが邪険に扱わなかったはずなので、お金に困ることはなかったでしょう。そして、テヒ、ユニ、ジェヒョクの三角関係がこじれ、ユニがチョルンと結婚するという事態も免れたはず。

結局、スンヒが欲張ったがために、自滅したとしか思えないんですよね。

ユニがスンヒに、

幸せは自分の中にある

といったときも、スンヒは聞く耳を持たなかったし。

実際、ユニの屈託のない笑顔が、ジェヒョクとテヒがユニに魅力を感じさせたと話していたし。今いる場所、今あるもので必死で頑張るというのは、周りから輝いて見えるということでしょう。

そして、ユニが最後の最後に言っていた

生きていること自体が夢

という台詞が、ずしーんとのしかかりました。次の瞬間には泡と消えるのが、人間。どんなにお金を持っていても、避けて通れないのが死ですから。

深すぎるドラマでした。
#えっ、私の考えすぎ?

それにしても、キム・ヒョンジュ主演作で失敗したと思った作品がありません。キム・ヒョンジュって韓流スターという分類では語られませんが、私の中では、ピカイチです。

■キャスト
キム・ヒョンジュ(イ・ソヌ/キム・ユニ役)
キム・ジホ(キム・テヒ役)
ソ・ジソブ(パク・チョルン役)
ハン・ジェソク(チャン・ジェヒョク役)

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