takakoです。
テレビ東京で放映されていた「浪漫ドクター キム・サブ」。「秘密の扉」がイマイチすぎて、ハン・ソッキュももうだめなのかなぁ~と思ったら、「浪漫ドクター キム・サブ」で復活(おぃ)。ネタばれあるので、ご注意を。
ドンジュは幼い頃に出会った医師に言われた言葉をきっかけに、猛勉強して医師になります。そして、技術では誰にも負けないために、必死で手術の練習に励むのですが、病院長の息子というコネに負けてしまいます。ただ、この理不尽な扱いが、ドンジュの人生を変えた医師との再会をもたらしてくれます。天才外科医キム・サブの下で、ドンジュは技術的にも人間的にも成長していきます。
会社員を長年務めていると、仕事ができなくても上の人に取り入り、出世する人なんてごまんと見ています。だから、そのことに対してはあまり何とも思わないのですが、手柄を横取りしたり、相手が成功するのを邪魔したりする人たちというのは、何とも理解できませんが、「浪漫ドクター キム・サブ」の中では、医者の世界でも同じようなことが繰り広げられているということが示されます。人の命を預かる人たちが、自分の出世しか興味がないなんて恐ろしすぎる!とも思うのですが・・・。そう考えると、周りの圧力に屈することなく、目の前の命を救うことに全力を尽くしているキム・サブってすごいと思えてしまうのです。
そして、みんながみんな保身を考えているわけではなく、キム・サブと同じ気持ちの人たちが集まり、病院を切り盛りしています。問題は、運営側だったのですが、本当のボスである人物の命をキム・サブが助けたことで、キム・サブの勝利で終わります。「浪漫ドクター キム・サブ」も医療ドラマではありますが、韓国ドラマでよくある「悪 vs 善の戦い」で、最後は善が勝つという王道のパターンだったりします。
で、やっぱり何だかんだ気になったのは、ハン・ソッキュ。私が韓国ドラマを見るきっかけになったのが、韓国映画「八月のクリスマス」ですから。淡々と死に向かっていく日々を描いた作品なのですが、少ないセリフでも観客を捉えた映像と演技にひきこまれたことが鮮明に残っていて、当時、ハン・ソッキュ来日した時は舞台あいさつに行ったくらい。ファンという訳ではないんですが、ソ・ガンホと差がどんどん広がっていくのがちょっと気になっていて、「浪漫ドクター キム・サブ」を見る限り、私の考えすぎだったことが判明し、ほっとしました(おぃ)。何だろう、ふてぶてしいおじさんもいけるじゃん!みたいな。
私の感想はハン・ソッキュに完全に偏ってますが、「浪漫ドクター キム・サブ」は、視聴率がどんどん上昇しただけだけの作品ではあります。やっぱり視聴率は嘘つきません。
■キャスト
ハン・ソッキュ(キム・サブ/プ・ヨンジュン役)
ユ・ヨンソク(カン・ドンジュ役)
ソ・ヒョンジン(ユン・ソジョン役)
ヤン・セジョン(ト・インボム役)