恋する指輪 毒舌感想

takakoです。

TOKYO MX1で放映されていた「恋する指輪」。人は見た目じゃないというテーマに説得力がない気がするのは私だけ?ネタばれあるので、ご注意を。

ブスという設定のモ・ナンヒ役にキム・スルギ、美人という設定のカン・ミジュ役にユン・ソヒ。「となりの美男<イケメン>」の目の下に大きなクマがあって、服装も髪型もぼさぼさという役柄なら、キム・スルギがブスという設定はわからなくもないんですが、フツーの服装なら十分かわいい。確かに、美形というカテゴリーだとちょっと違うとは思いますが、ブスではないだろうと。逆に、すらっとしたモデル体型ですが、私的にはユン・ソヒを美人と思ったことがない、というより、何か裏がありそうな顔だと思っているので、こっちも違和感。もしキム・スルギをブスの代表みたいな設定にするなら、わざとイケてないメイクにするとかしてくれれば・・・と。

キャラクター設定には文句ばかり書いてますが、ラブコメとして見るなら十分楽しめます。まぁ、代々受け継がれている指輪を好きな人にはめれば、相手の目にはその人が好みの別人に見えるというのは、おいおいって感じではありますが。実際、セゴンが指輪をはめてナンヒを見ると、ミジュが見えていて、明らかにナンヒの身長では着こなせない服などを選んでましたから。ただ、相手を騙して好きになってもらうというのは、どうなんでしょう?と思う反面、整形大国の韓国なら、そもそも相手騙してる人多い気もしますし、うーんって感じでした。

そして、指輪の秘密を知ったセゴンがナンヒから離れるのですが、ミジュと一緒にいても楽しくないと気づく。小さい頃から周りにちやほやされてきた人と、周りに尽くしてきた人とでは、会話とか行動とか全然違うのは当たり前。セゴンがそのことに気づき、ナンヒとハッピーエンドになるというわかりやすい話。完全に少女漫画です。唯一のオチは、イケメン父はイマイチ母を世界で一番美しいと思っていという点。指輪の伝説は本当だったのに、ナンヒ父には必要なかったとか。まぁ、顔の好みなんて千差万別ですし、ナンヒ母親役のファン・ジョンミンだって、愛嬌がある顔だと思いますし。

「恋する指輪」は、軽めのラブコメ見たいときにはおすすめです。外見についてがテーマの内容に、変な嫌悪感があると厳しいですが・・・。

■キャスト
キム・スルギ(モ・ナンヒ役)
アン・ヒョソプ(パク・セゴン役)
ユン・ソヒ(カン・ミジュ役)
イ・テソン(ビョン・テヒョン役)

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