奇皇后 第37話 あらすじと感想

takakoです。

ヤンは皇太后と側室を冷宮に集め、宮中で起きる内乱について話し、自分たちしかタファンを守る人間はいないと話します。そして、宮中から武器を集め、門を守るための準備を各側室に頼み、防衛に備えます。同じ頃、ペガンたちは城門のところまでやってきていたのですが、ワン・ユたちが率いる援軍の到着が遅れ、一時は撤退の危機に。ただ、いったん撤退しようとしたところワン・ユたちが現れ、城門を中から開けることに成功。ペガンたちはタファンたちを守るために、宮廷に入っていきます。

その頃、タンギセが鷹を使って送った手紙がヨンチョルに届き、ペガンたちの反乱を知ることになります。ヨンチョルはタファンを殺す名分ができたと話し、タプジャヘにタファン、皇太后、ヤンを皆殺しにするようにと命令します。その命令を受け、タプジャヘがタファンたちを探し出し、タファンたちを追い詰めていきます。すると、タファンがタプジャヘが率いている軍に、自分を殺せるのか?と。さすがの兵士たちも皇帝を殺すことにはためらいが見えるのです。そこに、ペガンたちが援軍で現れ、タファンが兵士たちに、剣を捨てれば命は助けてやる、もし捨てなければ一族全員を捜し出し皆殺しにすると命令します。状況的にタファンたちが有利だったため、タプジャヘ以外の兵士たちは剣を捨て、タプジャヘはペガンの手によって処刑されます。その後、皇太后とヤンはタナシルリの元を訪れ、冷宮行きを命じます。

一方、ペガンたちに城門が破られたという知らせを聞いたヨンチョルは、宮廷から外に脱出することを画策します。結局、すべての門が制圧されたと聞き、ヨンチョルは自宅に戻ることにします。すると、そこにはワン・ユたちがいて、ヨンチョルは助かったと思うのですが、大間違い。ワン・ユはヨンチョルに、自分にとって高麗がすべてだったと言い、ヨンチョルを捕らえます。

そんな中、宮廷に向かっていたタンギセも、長官たちの妨害に遭い、逃げるしか道がない状態。ヨンチョルの隠し財産があると言われている鉱山に向かい、ヨム・ビョンスに事の成り行きを話します。そして、奴婢たちに、ヨンチョルが隠していると言われている金塊を見つけるように命じます。

宮中では、ヨンチョルの処刑が執り行われようとしています。処刑前、ヨンチョルはヤンがすべてを変えたと言い、ヤンのせいで元の国が滅びると言うのです。自分が亡き後、ヤンが自分の息子を皇帝にし、周りの人間をすべて高麗出身者に変えると。そう、ヤンですら考えていなかったことをヨンチョルの口から聞き、ヤンもまた元の皇后になることを考え始めたのです。そして、ヨンチョルはペガンの手で、処刑されます。

フツーのドラマならここで終わって数年後になるんですが、「奇皇后」はここからも一悶着あるんですよねぇ~。まぁ、悪を退治したからといって、終わりではないですから。総理が変わっても、そうそう国が変わらないのと同じです。

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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