takakoです。
チャンヒ父が父をひき殺したと聞かされたヘジュは、酒におぼれます。そんなヘジュをサンが慰めるのですが、ヘジュは自分がどれだけ耐えてきたかわからないと言うのです。そう、幼い頃は母にいじめられていたと。そのとき父が優しくしてくれたから耐えられたのだと。ただ、そんな父が、イナ父によって殺されたと知り、今すぐにでも殺してやりたいと言うのです。ですが、サンも気持ちは同じだ、イナ父と同じになってはいけない、自分たちなりの復讐をしようとヘジュを説得するのです。
一方、チャンヒ父もイナ母の元を訪れ、イナ父からユジンを殺すように命じられたが幼い子を殺すことができず、ヘジュ父に預けたこと、ジョンウ兄を殺したのがイナ父であること、自分も殺されかけたがユジンを殺したら命だけは助けてやると言われたことなどを、すべてを告白します。イナ母は自分と再婚するためにジョンウ兄は殺され、ユジンは殺されかけたと知り、愕然とします。ですが、チャンヒ父は、ジョンウ兄を殺した理由は、イナ母のせいだけではなく、フィルムが目的だったのではないか？と言うのです。
そんな中、イルムンからすべてを聞いたイナが、母の元にやってきます。戻ってきて欲しいと頼むイナに対し、イナ母は27年間イナのそばにいたから、これからはヘジュのそばにいたいと言うのです。ですが、イナ母は、自宅に戻る決心をします。そして、ジョンウの元を訪れ、チャンヒ父からジョンウ兄を殺したのはイナ父であること、目的はフィルムのためでは？と言われこと、それを探すために自宅に戻ると話します。
その頃、自宅に戻ったイナは、チャンヒに母のことを話します。すると、チャンヒがまったく驚かないため、すべてを知っていたのか？と聞くのです。チャンヒはすべて知っていたといい、イナを見ようともしません。イナは今でもヘジュのことを好きなのか？と聞くと、ヘジュは本当はイナ母の実の娘だったのに、ずーっと苦労してきて不幸だったと言うのです。その言葉にイナは、自分の方がもっと不幸だと。さらに、イナは幼い頃から自分にあこがれていたというのは嘘だったのか？と問いただすと、すべて嘘だったとチャンヒは答え、これ以上嘘をついていたくないと自宅を飛び出します。
自宅から飛び出したチャンヒは、ヘジュを呼び出します。ヘジュにイナ父と争うのは辞めろ、イナ父とは自分が戦うと言うのです。ヘジュはチャンヒがイナ父と同じ悪魔になっていくと言うと、チャンヒは、こうなったのはすべてヘジュのせいだと。父がヘジュ父を殺したと知った時、父を捨てヘジュと一緒に逃げようとしたが、ヘジュは家族を選んだ、その結果、悪魔になるしかなかったと言い出すのです。なぜそのことを言わなかったのか？とヘジュが聞くと、言ったところで元には戻れないと言い、この道が自分の宿命だったと受け入れたと話すのです。立ち去るチャンヒを涙、涙で見送っているヘジュを、今度はサンが目撃します。サンはチャンヒのために泣くな、やり直したいならやり直せと言うと、ヘジュはどんなにサンを愛しているかどうしてわかってくれないと言うのです。ヘジュの告白に、サンは熱いキスをします。その二人の様子を戻ってきたチャンヒが目撃します。
■キャスト
ハン・ジヘ（チョン・ヘジュ／ユジン役）
キム・ユジョン（チョン・ヘジュ／ユジン子役）
キム・ジェウォン（カン・サン役）
パク・チビン（カン・サン子役）
ジェヒ（パク・チャンヒ役）
パク・コンテ（パク・チャンヒ子役）
イ・ドクファ（チャン・ドヒョン役）
ヤン・ミギョン（イ・グミ役）