スカーレットレター 第74話 あらすじと感想

takakoです。

ギョンソがヘラン弟を刺したという事実を知ったトンジュ妹は、兄にヘランからその話を聞いたと伝えます。ただ、今のトンジュ妹にとっては父の願いを叶えることが最優先なので、すでに結婚した二人を離婚させるつもりはなく、二人が幸せであってほしいと言うのです。

そんな中、トンジュ妹を怖がるハニを一緒に住まわせることはよくないと思ったギョンソは、実家にハニを預けに行きます。そこで、ギョンソ妹と、またもや結婚式前日の話になり・・・。ただ、何だか話のつじつまが合わないと感じたギョンソは、事実関係を確認するため、ジェヨンに電話します。ですが、ジェヨンは、事務所に一緒にいるトンジュの目もあり、ギョンソからの電話を避けるのです。

一方、ヘランのことが気になるヘラン母は、知り合いの占い師に鑑定してもらいます。その結果に愕然としたヘラン母は、自宅に戻るなり、ヘランを探すのです。そんなヘラン母の気持ちを知らないヘランは、部屋に鍵をかけ、ヘッドフォンで音楽を聞きながら、お菓子をぱくぱくと食べていたのです。もちろんヘラン母はそんなことを知りませんから、ヘランが倒れているのでは？と不安になり、スペアキーで部屋をあけます。そして、ヘランがお菓子をほおばる姿を見て驚くのです。ですが、ヘラン母は、ヘランのお腹が空いたから食べたという言葉にすっかりだまされ、ヘランをあわれがるのです。

ただ、ヘランのことを心配し、どんどん衰弱する母の姿を見続けているヘラン弟は、とうとう爆発します。ヘランを呼び出し、病気が嘘だったという事実を告白しろと言うのです。ヘランは相も変わらずしらを切りとおすのですが、ヘラン弟は一歩も譲りません。それどころか、ジェヨンをつなぎとめるために何でもやっていた、そのために家族に害が及ぶことはあったが、今回は家族を一番に犠牲にしていると言い、ヘランのことを人間以下だとののしるのです。そして、母に真実を打ち明けなければ、弟をやめると言い出すのです。

その頃、ギョンソ妹と父が、トンジュとギョンソの結婚式の前日にジェヨンと会っていたことが気になったギョンソは、何の目的で会っていたかを確認するために、事務所で執筆をしているジェヨンの元を訪れます。ただ、ジェヨンの話は、ギョンソ妹たちとは違うのです。そして、ギョンソは、あんなに無残に捨て、廃人同然にまでした自分が幸せになろうとしているのを、なぜまた妨害するのだ！と、ジェヨンを責め立て、その場を後にするのです。「ギョンソ」と呼びながら追いかけるジェヨンの姿を、運悪く、トンジュ妹に見られてしまうのです。その結果、ギョンソとトンジュ妹の関係は、さらに悪化します。

そして、トンジュとギョンソは、ぎくしゃくした状態を一掃するために、2人で外食し、ホテルで一夜を過ごし、幸せな一時を送るのです。朝起きてみると、トンジュ妹からの無数の着信があることに気付いたギョンソは、トンジュと一緒に大急ぎで自宅に戻るのです。そして、トンジュとトンジュ妹が急いでアメリカの父の元に行こうとしたところ、トンジュ父の訃報の知らせが入るのです。

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