100日の郎君様 毒舌感想

takakoです。

NHK BSプレミアムで放映されていた「100日の郎君様」。韓ドラあるある(初恋、悪縁、記憶喪失、偽夫婦)をぎゅっと詰め込み、時代劇要素も取り入れてる割には、16話と短くまとめているのがすごい!ネタばれあるので、ご注意を。

K-POPに興味がわかないため、見ているドラマに出演しない限り、K-POPの人は全然わからない私。そのため、EXO-D.O.って誰?という状態で見たのが、「100日の郎君様」(おぃ)。先入観がないからか、あら、この子よくない?演技上手くない?みたいな、完全にフツーのおばちゃんになってました。ただ、韓国の女優さんたちは身長170超えが多いので、EXO-D.O.の相手役は限られてしまう気がするのが残念。「100日の郎君様」みたいなツンデレ役なら、身長が低くても存在感めちゃくちゃ示せるので、脚本次第ではありますが。というより、韓国ではすでに演技力認められているらしいので、問題なさそうですが!

肝心のストーリーは、時代劇ですが片意地はらないラブコメ。「太陽を抱く月」「雲が描いた月明かり」と同列に扱っている人もいますが、微妙に違わない?というのが、私の感想。もちろん、「太陽を抱く月」のように、初恋を頑なに守り続け、世子嬪を全く受け入れないところは同じですけど。まぁ、「太陽を抱く月」の世子嬪は、そこまで突き放さなくてもよくない?という位かわいそうな扱いでしたが、「100日の郎君様」の世子嬪は世子以外の子供を妊娠するという、これはこれでヤバくない?という展開。この妊娠が、世子の失踪につながるので、ドラマのキーではありますが。

で、失踪したユルは記憶喪失!になり、ホンシムの夫ウォンドクとして生きることになります。ただ、記憶を失っても、世子時代の立ち居振る舞いは変わらず、みんなに命令するわ、借金して贅沢品を買うわで、ホンシムたちを苦しめるのです。ですが、そんなユルをホンシムは見捨てず、今の生活に馴染めるように、一つずつ教えていきます。そして、一緒に暮らしていくうちにユルもホンシムも、お互い本気で好きになり・・・。あれ、冷静に考えると、なぜユルは一緒に暮らしても世子嬪のことは好きにならなかったんだろう?一緒に暮らすうちに本気で好きになるパターンって、「逃げ恥」や「契約主夫殿オ・ジャクトゥ」なんかでもあったから、これは鉄壁の拒絶というのがあるんですかねぇ~。

その後、ユルが行方不明になった世子であることが判明し、宮に戻ることに。ユルは宮に戻っても記憶は戻らないままですが、ホンシムのことを忘れられず、会いに行きます。ですが、ホンシムは兄から、ウォンドクが世子で、謀反の罪で殺された父親の敵であると聞かされユルを拒絶。もちろん、ユルもユルで記憶がないままなので、世子嬪のお腹に自分の子供がいるという葛藤もしてますけど!ただ、記憶喪失パターンって、必ず記憶戻るんです。「100日の郎君様」もご多分に漏れず。おまけに、ユルが初恋の相手ユン・イソだと気付き、すべてを元通りにするとユルに誓い・・・。

そして、ユルがすべての問題を片付けホンシムを迎えに行きちゃんちゃんとなるかと思いきや、ホンシムはユルを受け入れず。それどころか、結婚相手にチョン・ジェユンを選ぶ始末。こんなことで引き下がるユルではなく、ホンシムの心を取り戻す策を講じます。そう、ユルのホンシム(イソ)への20年もの思いが詰まった日記を読むように仕組むのです。いや~、ユルったらなかなかの策士です、本当に。

もちろん、おすすめです。

■キャスト
ド・ギョンス+EXO-D.O.(イ・ユル/ウォンドゥク役)
ナム・ジヒョン(ユン・イソ/ホンシム役)
チョ・ソンハ(キム・チャオン役)
チョ・ハンチョル(王役)
キム・ソノ(チョン・ジェユン役)
ハン・ソヒ(世子嬪役)
キム・ジェヨン(ムヨン役)

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