輝け、ウンス! 毒舌感想

takakoです。

BSイレブンで放映されていた「輝け、ウンス!」。7年前に先生と生徒として出会った二人が、義姉、義妹になるというストーリーはなかなか新鮮。ネタばれあるので、ご注意を。

高校教師としての第1歩を踏み出したウンスは、キム・ビンナという女学生の嘘のせいで暴力教師のレッテルを貼られ、前科者に。教師の道は絶たれ、婚約者からも逃げられた上、ビンナが海外に留学してしまったため、濡れ衣であることを晴らすことができないまま7年が経過してしまいます。そんな中、ビンナとウンスは、ユンガ食品で上司と部下で再会。そればかりか、ウンスと同じ契約社員として働き親しくなったスホは、ユンガ食品の次男。もちろんウンスはスホが社長の息子だとは知らず付き合い始めたのですが、ビンナが長男スヒョンと結婚したことで、ウンスはスホのプロポーズを断り・・・。

韓国ドラマ特有の過去の因縁というのは、いろんなパターンがありましたが、先生と生徒で、濡れ衣を着せられたというパターンは初。その上、二人が最後には義姉、義妹になりますから。それも生徒の方のビンナが義姉で、先生の方のウンスが義妹ですから。で、それだけでは終わらず、ビンナ父とウンス母が再婚し、姉妹にもなるという複雑な関係。ただ、いろんなことが起きたことで、ビンナが嘘をついていたことが明るみになり、ウンスの無実が証明されるのです。

「輝け、ウンス!」を見続けると、ビンナは偽証した代償をかなーり払わされているのがわかります。ウンスは最初の婚約者に捨てられたとは言え、年下で何でもウンスの言いなりになるようなスホのような人と巡り合って結婚したのとは違って、ビンナは政略結婚みたいなもの。もちろん祖母の財力で結婚したとはいえ、ビンナはヒョンスが好きだったので、ビンナも納得の上だったのですが、スホと違って愛嬌もなく、ビンナは孤独を感じているのはひしひしと感じられたんですよねぇ~。

おまけに、ビンナは母親を幼い頃に亡くしたことで、母親と仲良しのウンスが羨ましかったというのもわからなくもない。そう考えると、ウンスに濡れ衣を着せ、前科者にしたことはよいことではないんですが、話を大げさにする祖母を止められなかったというのもあり、かわいそうではあります。

「輝け、ウンス!」は、マクチャンドラマではないのですが、いろんな要素てんこもりなので、話数が長くても飽きることはありませんでした。

■キャスト
イ・ヨンウン(オ・ウンス役)
キム・ドンジュン(ユン・スホ役)
チェ・ジョンウォン(ユン・スヒョン役)
パク・ハナ(キム・ビンナ役)
ヤン・ミギョン(パク・ヨンミ役)
パク・チャンファン(キム・ジェウ役)

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