親愛なる判事様 毒舌感想

takakoです。

ファンミ前に見ておこうと、動画で見た「親愛なる判事様」。法律用語はさすがに難しいので、字幕ナシだとちょい厳しいのですが、頑張りました。ネタばれあるので、ご注意を。

スホは学年トップではなく全国トップの秀才で判事になり、双子の弟ガンホは前科5犯の犯罪者。その上、ガンホが戸籍上は跡取りがいない親戚の養子になっていたため、スホはガンホの存在を口外せず、一人息子と偽って暮らしていたのです。そんな中、スホが何者かによって拉致されてしまいます。スホが現れないため迎えに来た部下が、たまたま居合わせたガンホをスホと勘違いし、ガンホは裁判所に連れていかれ、法廷に立つことになり・・・。

冷静に考え、前科5犯の人間が、何の知識もなく判事として過ごせるのか?という突っ込みはしたくなりましたが、それ以外についてはよくできているなぁ~と。私個人の感想としては、「不滅の恋人」より、「親愛なる判事様」の方がシユン君にあっていたと思ったのはもちろん、心がほっと温かったのは確か。そして、1993年に片岡鶴太郎がドラマで演じた「家栽の人」がふと思い出されました。

メインの判決は、芸能人と財閥御曹司たちの麻薬事件の真相を暴くという部分でしたが、それ以外の小さな判決には、ガンホの心がきらりと。なぜなら、いつもスホにだけ向かう母親の愛情に飢えていて、犯罪を繰り返していたのが、ガンホだったから。そう、裁判を受ける他の犯罪者と同じだったんですよねぇ~。おまけに、ガンホは同じ犯罪者だったからか、ちょっとしたあやにも気づき、犯罪者に寄り添えた判決を下せたというのがあります。

ただ、犯罪者のため、一般人よりは法律の知識があったとしても、どう考えてもガンホが判決を考えるのは無理があるんですが、そこがドラマ。ガンホは、司法研修所の見習いソウンを最大限に利用したのです。ガンホはソウンに書類を押し付け、勉強のために判決文を考えるようにと。おいおいって感じもしますが、ソウンがお人好しだったので、何も疑問を抱かず、残業、休み返上で書類を片付けていきます。この部分は、部下に仕事を押し付け横取りする上司と考えれば、ありえるシチュエーション。なんで、いるよね、こういう人みたいな感じでちゃんちゃんとはなります。

そして、肝心のラブストーリー(おぃ)。韓国ドラマはよほどのことがない限り、どんなドラマでの恋愛があります。「親愛なる判事様」も例外ではなく、ガンホとソウン。問題は、ガンホの前科。スホになりすましていただけならまだしも、前科5犯。最終的に判事を目指すことにしたソウンの相手としてふさわしいのか?と。そればかりか、スホとソウン姉との因縁もあって、話がもつれていきますが、最後は二人手をつなぎながら歩いていくシーンで終了。きれいな終わり方でした。

それにしても、ソウン役のイ・ユヨンって他のドラマでは記憶がなかったのですが、すごいかわいい♪いじった感がなく、透明感があって、ソウン役にぴったりでした。

■キャスト
ユン・シユン(ハン・ガンホ/ハン・スホ役)
イ・ユヨン(ソン・ソウン役)
パク・ビョンウン(オ・サンチョル役)
クォン・ナラ(ジュウン役)

スポンサーリンク
韓国ドラマ ad1 336×280