不滅の恋人 毒舌感想

takakoです。

NHK BSプレミアムで放映されていた「不滅の恋人」。週1放映だと次が気になって仕方がないので、20話をファンミ前に一気見。ネタばれあるので、ご注意を。

長男だけが王になるべきだと考える大妃によって、次男チニャン大君、三男ウンソン太君は王の座を欲張ってはいけないと育てられます。ですが、チニャン大君から欲深さを感じ取った大妃は、何かにつけチニャン大君を警戒し、没落した家門のユン・ナギョムと婚姻を結ばせます。一方、幼い頃から欲が全くないウンソン太君には、好きな人と結婚することを許可します。そんな中、王である長男の病状悪化に伴い、大妃は世子が大きくなるまでの間をウンソン太君に任せることにし、ジャヒョンを妃にしようとします。これに腹を立てたチニャン大君が伯父と結託し、ウンソン太君を戦場で死に追いやります。それから3年後、死んだと思ったウンソン太君が現れ・・・。

ファンクラブ以外、シユン君の情報があまり入ってこないので、「大君」がヒットしたことを知らず。NHKでの放映決定で、初めて知ったくらい(おぃ)。最近はケーブルテレビが強いと言っても、TV朝鮮というのが微妙、チュ・サンウク、チン・セヨン3人で並んだ絵が、実年齢と見た目とのバランスでうーんと思い、ぱっとしないと勝手に思い込んでいました。

で、実際見たら、やっとシユン君が迷走から抜け出した!と。私よりファン歴長い人ですら、除隊後の迷走ぶり心配してましたから。正確には、入隊前の最後の作品辺りから、シユン君の魅力が活かせてないなぁ~と思っていたんです。その心配が、「不滅の恋人」でやっと解放されました!

ドラマの方ですが、チン・セヨンがちっとも弱々しく見えなかったのは、私だけではないはず。「オクニョ」では完全にコ・スを食ってしまった感があり残念でしたが、「不滅の恋人」は「オクニョ」ほどの強い女性という役柄ではなく、シユン君、チュ・サンウクがメインになってのたは良かったですが。

そして、韓国ドラマお決まりですが、何度も罠にはまるって、人良すぎだろう!!!と。幸い、「不滅の恋人」では、チニャン大君の策略にウンソン太君もそうそう簡単にはやられないんですが、その上がいたんです。そう、チニャン大君の妻ナギョン。チニャン大君以上に出世欲が強い上に、嫉妬深い。チニャン大君がビジネスパートナーに選んだ妓生ヨギョンの目をダメにするわ、チニャン大君が片思いしているジャヒョンをリンチ(?)するわで、ナギョンの暴走はとどまるところを知らず。ちょっと残念なのが、ナギョン役のリュ・ヒョヨンの演技が、時代劇にはちょっと向いていなかったかなぁ~と。リュ・ヒョヨンの顔立ちが悪役向きだったのが、不幸中の幸いという気もしますが。

ただ、何度も陰謀に陥れられても、最後は正義が勝つという方程式通り、ウンソン太君たちは着々と仲間を増やし、反撃にでます。何度ももがきあがいていたチニャン大君も、最後はあっさり負けを認め、自害。正確には、部下に自分を殺すように命令していたんですけど。敗者復活のように何度も返り咲きをしていたチニャン大君の最期としては、妙にあっさりしすぎていて、力が抜けてしまいました。それより、ルシゲのおかげで生き延びたのに、ウンソン太君とジャヒョンがあっさり結婚したのには、びっくりでした。

陰謀系は間延びにいらいらすることも多いですが、話数が短いので、ハラハラドキドキを短期間で経験したいならオススメです。

■キャスト
ユン・シユン(イ・フィ/ウンソン太君役)
チュ・サンウク(イ・ガン/チニャン大君役)
チン・セヨン(ジャヒョン役)
ソン・ジヒョン(ルシゲ役)
リュ・ヒョヨン(ユン・ナギョム役)

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