町の弁護士チョ・ドゥルホ 罪と罰 毒舌感想

takakoです。

BS朝日で放映されていた「町の弁護士チョ・ドゥルホ 罪と罰」。チョ・ドゥルホ以外の登場人物はシーズン1と異なっているため、パート2というより、別ドラマと思った方がよいかもです。ネタばれあるので、ご注意を。

シーズン1でのラストからは想像もできない姿で現れたチョ・ドゥルホ。まぁ、ドゥルホが弁護して勝訴を勝ち取ったことで、被害女性がドゥルホの車に飛び出して自殺したので仕方がないといえば仕方がありませんが、ドゥルホは完全に廃人状態。そんな中、ドゥルホが検事時代にお世話になった捜査官ジョンゴンの娘ソミが、父を捜してほしいと訪ねてきます。最初はソミの頼みを断るも、結局、一緒に捜すことになり・・。その結果、ジョンゴンはすでに殺害されていたことが判明。その背後には、イ・ジャギョンがいたのです。

ただ、イ・ジャギョンは孤児にも関わらず、その頭の良さでグクイルグループの企画室長の座まで上り詰め、実子たちよりもグク会長から寵愛されているような人物。ドゥルホが調査する事件すべてに関与している思われても、何一つ証拠がでてきません。ですが、論理的思考回路というのを持ち合わせていないドゥルホのような人間こそが、ジャギョンにとって一番苦手なタイプだったりします。そう、ドゥルホは、ジャギョンが予測できない行動をするので。結局、ドゥルホの予測不能な行動によって、ジャギョンは少しずつ追い詰めれていき、すべての悪事が暴露されて終了。

で、不思議なのはジャギョンの行動。グクイルグループの実質的な支配者だったにも関わらず、ジャギョンがなぜ殺人まで犯していたのか?と。終盤になってその答えはでてくるのですが、幼い頃の復讐。ジャギョンに命じられるがままに人を殺していたハン・ミンもまた、ジャギョンと同じ理由。孤児院での生活はしたことがないのでわかりませんが、命をかけても復讐したいほど、悲惨だということでしょう。とはいっても、「町の弁護士チョ・ドゥルホ 罪と罰」の一番の見所は、ドゥルホに追いつけられたジャギョンの狂気じみた演技(?)。「善徳女王」のミシル以降、コ・ヒョンジョンは狂った役で本領発揮してます(おぃ)。

「町の弁護士チョ・ドゥルホ 罪と罰」は、シーズン1の続きと思うと微妙という感想にしかなりませんが、全くの別物と思うと、楽しめます。やはり、シーズンものは難しいです。

■キャスト
パク・シニャン(チョ・ドゥルホ役)
コ・ヒョンジョン(イ・ジャギョン役)
イ・ミンジ(ユン・ソミ役)
チェ・スンギョン(カン・マンス役)
ピョン・ヒボン(グク・ヒョニル役)

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