ラブリー・スター・ラブリー 毒舌感想

takakoです。

BSフジで放映されていた「ラブリー・スター・ラブリー」。ラブコメというより、私にはミステリーに見えたので、原題の「ラブリー・ホラブリー」の方がしっくりきます。ネタばれあるので、ご注意を。

実年齢ではパク・シフの方が年上なのに、「ラブリー・スター・ラブリー」を見る限り、ソン・ジヒョの方が年上に見える。というより、最凶の運の持ち主ウルスンという設定なので、体全体から疲れた感が漂っていたからというのはありますが、メイクや衣装だけではこの全身不幸オーラというのはなかなか出せないよなぁ~と。それくらい、ウルスンは運から見放された感が半端ない。一方、パク・シフ演じるフィリップは、ハリウッドデビューも目前に控えるトップスターで、これまたパク・シフが雰囲気出しててよい。えぇ、フィリップとウルスンの設定からは、このキャスティングは絶妙。

ドラマの内容は、幼い頃、フィリップとウルスンの運命が入れ替わったことで、今の状態があるというのがキー。もちろん、お互いにそのことは知らないのですが、フィリップが占い師から余命わずか、運命を変えるキーはウルスンにあると言われたことがきっかけで、ウルスンが脚本を書いた「幽霊の愛」に出演することに。そのドラマには、幽霊が見えるウルスンの幼馴染ソンジュンがPDとして参加。ただ、このドラマの脚本に書いてあったことが現実になったり、現実通りの脚本に勝手に書き換わったりで、ウルスンにもわからない現象が次々と発生。ソンジュンには、フィリップとウルスンにつきまとっている幽霊のせいだと気づくのですが、それが誰だかわからない。

その謎を追いかけていく過程で、フィリップとウルスンはどんどん親密になっていき、お互い好きになるという、韓国ドラマあるあるのパターン。もちろん、幼い頃からウルスンに片思いしていたソンジュンは、報われない(涙)。これまたあるあるのパターンではありますが、仕方がない。ただ、ロマンスの比重より、死んだと思っていたウルスンを裏切った友人の脚本家ウニョンが生きていたり、フィリップと偽の公開恋愛中の人気女優ユナが、フィリップの初恋相手の死と関わっていたりして、ミステリー要素の方が強かったりします。ちなみに、裏表ある役のユナに、ウンジョンというのはぴったりだと思ったのは、私だけではないはず(笑)。

「ラブリー・スター・ラブリー」は、胸きゅんきゅん系のラブコメを求めている人にはむかないです。逆に、ミステリーというか、ちょっとおどろおどろしい系が好きな人にはぴったりです。

■キャスト
パク・シフ(ユ・フィリップ役)
ソン・ジヒョ(オ・ウルスン役)
イ・ギグァン+Highlight(イ・ソンジュン役)
ハム・ウンジョン+T-ARA(シン・ユナ役)
チェ・ヨジン(キ・ウンヨン役)

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