王は愛する 毒舌感想

takakoです。

BS朝日で放映されていた「王は愛する」。「王は愛する」と「麗レイ~花萌ゆる8人の皇子たち~」のホン・ジョンヒョンは、まるで別人です(笑)。ネタばれあるので、ご注意を。

世子ウォンは、母親が高麗ではなく元の人間であるということで、幼い頃から孤立状態。そんなウォンに初めてできた友人が、同じ王族で護衛のリン。自分で服を着替えたことすらないウォンを、リンは町中に連れていきます。そんな中、二人は高麗一の大商人ウン・ヨンベク家を盗賊が狙っていることを知るのですが、ウォンはもの見たさにリンが通報するのを止めてしまったことで、ウン・ヨンベクの妻たちが皆殺しされてしまいます。ウォンとリンは、ウン・ヨンベクの妻からの遺言を娘サンへ伝えるために屋敷に行き、サンを侍女と勘違いしたウォンが、サンへの伝言を頼みます。7年後、ウォンとリンがイ・スンヒュに会いに行くと、そこでサンと再会。その後、母の命日に自宅に戻ったサンは、母親殺しの犯人を捜すうちに、またもやウォンとリンと再会。3人とも身分を隠したまま、同年代の仲良し3二人組のように過ごします。

で、問題は、本人たちの知らないところで起きている権力争い。サンの母親が殺されたのも、サン父の財力を狙い、ソン・インがリンの兄とサンとの政略結婚を企てていたため。そして、ソン・インが邪魔に思っていたのが世子ウォン。この3人の関係をうまく利用し、ソン・インがあらゆる陰謀を企てていきます。まぁ、最後の最後でソン・インはリンに殺されてしまいますが、王印を盗んですでに謀反を企てていた後だったため、リンはその罪をかぶって謀反の首謀者に。ウォンの部下に矢で撃たれ、崖から転落して遺体発見となりましたが、思った通りやっぱり生きていました。詳細はドラマの中では描かれてなかったのですが、ウォンがリンとサンをひっそり生きるようにさせたのでしょう。

正直、ラストシーンは気に入りません(笑)。リンとサンがひっそり生きましただけならよかったのですが、王になったウォンが先王に王の座を返し、元に行って、その後は不明みたいな感じなんで!おそらく、リンとサンが暮らしているところに行き、一緒に仲良く暮らしましたとさみたいな感じがわかる映像が一瞬でもあればよかったのですが、あの映像だと、その後というより以前の映像って感じで、もやもやが残る!さらに、サンは結局、ウォンとリンのどっちが好きだったの?がわからないまま。確かに、ウォンに対して言葉に出して好きだったとは言ったのですが、リンへの態度の方が好きな感じに見えたし。でも、リンが橋の上で「赤い糸を断ち切る」と言った言葉を聞くと、やっぱりサンはウォンの方が好きだったのかも!とも思えるし。一つだけはっきりしているのは、サンがウォンとリンを手玉にとっていたことだけ。ユナほどの美人なら、翻弄されても仕方ないでしょう(おぃ)。

もやもやが残ってすっきりしないのが苦手なら、「王は愛する」はやめた方がいいです。白黒つけなくでもOKなら、十分楽しめす。

■キャスト
イム・シワン(ワン・ウォン役)
ユナ+少女時代(ウン・サン役)
ホン・ジョンヒョン(ワン・リン役)

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