月桂樹洋服店の紳士たち 毒舌感想

takakoです。

BS朝日で放映されていた「月桂樹洋服店の紳士たち」。主演のイ・ドンゴン、チョ・ユニがデキ婚(?)後に見たので、何とも不思議でした。ネタばれあるので、ご注意を。

ドンジンは、父が経営する小さなオーダーメイドのスーツ店「月桂樹洋服店」を継がず、大手アパレルメーカー会長に見込まれ、長女のミン・ヒョジュと結婚し、副社長として経営の手腕を発揮しています。会長が死亡後、誰もがドンジンが跡継ぎになると思っていたのですが、ヒョジュの継母ウンスク、腹違いの弟ヒョサンの策略により、失脚させられます。ドンジンが失意のどん底にいる中、ドンジン父は医師からの失明宣告を受け、店をたたむことを決心。ただ、その事実を誰にも語らず、置手紙だけ残して姿を消してしまいます。その後、ドンジンは離婚し、「月桂樹洋服店」を継ぎ・・・。

ドラマ自体は、ドンジンが父の洋服店を継ぎ、実力で大企業に立ち向かうまでのお店に再建するというサクセスストーリーなんですが、韓国ドラマはキャストたちのラブストーリーが随所随所に織り込まれ、どっちがメインストーリーかわからなくなるというのがお決まり。実際に結婚したイ・ドンゴン、チョ・ユニカップルが、ドラマの中で結婚するまでの道のりが、なかなか険しい。ドンジン母は、お店で働くヨンシルを実の娘のように思っているとは口で言いつつも、ドンジンと付き合っていると知った途端、手のひらを返したように冷たくなります。まぁ、ヨンシルの場合、サラ金で働くギピョがつきまとっていたというのもあるので、育ち云々という話だけではありませんが。なにしろ、ギピョは刑務所に入っているような人間で、出所してドンジンの存在を知ったら、ドンジンがどうなるかはわからないですからねぇ~。でもでも、ドンジンはそんな状況でもヨンシルと結婚します。もちろん、前妻ヒョジュが嫉妬して妨害工作をしたりしますが。

ただ、私は相変わらず、メインキャストのラブストーリーには興味がわかず、とにかく肩入れしていたのはテヤンとヒョウォンのカップル。ヒョウォンを演じたイ・セヨンちゃんがかわいすぎ。おまけに、ドンジンを失脚させた腹黒い一面はあるとはいえ、ヒョウォン母ウンスクの行動は、ヒョウォンそっくり。テヤンはそんなウンスクをヒョウォンに接するように接していたため、ウンスクもいちころ(笑)。息子の嫁ジヨンの元彼だと知る前までは、超お気に入りという感じでしたから。というより、あんな扱いを受ければ、おばさんいちころでしょう。いや、私はドラマを見ている間は、いちころでしたから!唯一残念なのは、ヒョヌが実際に付き合ったのは、テヤンに片思いしていたキム・ダジョンを演じていたピョ・イェジン。テヤンとヒョウォンカップルは、本当にカップルになってほしい!と久しぶりに思った組み合わせだったんで。

とはいっても、韓国で視聴率が高かったのは納得の作品です。50話を超えていても、仕事のサクセスストーリーに家族の再生、主要キャストたちのラブストーリー、スパイス的にある妨害や陰謀などが、上手にミックスされています。やはり視聴率は嘘をつきません。

■キャスト
イ・ドンゴン(イ・ドンジン役)
チョ・ユニ(ナ・ヨンシル役)
チャ・インピョ(ペ・サムド役)
オ・ヒョンギョン(イ・ドンスク役)
ラ・ミラン(ポク・ソンニョ役)
チェ・ウォニョン(ソン・テピョン/ソンジュン役)
ヒョヌ(カン・テヤン役)
イ・セヨン(ミン・ヒョウォン役)

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