操作~隠された真実 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「操作~隠された真実」。ラストが釈然としないドラマ。ネタばれあるので、ご注意を。

5年前、元柔道オリンピック代表選手だったムヨンは、ドーピング疑惑により柔道界を追放された上に、新聞記者だった兄チョロをひき逃げ事故で殺されます。チョロは兄の交通事故に何か裏があると感じ、ネットメディア愛国新聞の記者となります。問題は、この愛国新聞はスクープのためなら何でもやるという「マスゴミ」と呼ばれているネットメディア。そのため、ムヨンは最初の頃、兄の元同僚だったソクミン、5年前の事件で左遷された検事のソラとの関係もうまくいきません。ですが、やり方はともかく、正義のために行動しているムヨンに感化され、ソクミン、ソラとも、ムヨンに協力していきます。

で、この手のドラマは、最後に悪者逮捕で終了!となるかと思いきや、「操作~隠された真実」はならない。そう、犯人は逮捕されるんですが、それはあくまでも捨て駒。チョロが追いかけていた事実って、ムヨンが思っていた以上。それどころか、ソクミンを何かと妨害していたク常務も、単なる操り人形だったのです。ク常務の場合、奥さんの心臓を治すためとはいえ、まさか、心臓が遠隔操作されていたと知った時には、ク常務もびっくり。悪いやつらって、本当に賢いです。

それにしても、すべての陰謀の首謀者がはっきりしないまま終わるんですよねぇ~。大体、命令一で人間を殺す殺人兵器として、孤児院の子供を選んで育てるなん、狂気の沙汰としか思えませんから。ただ、「操作~隠された真実」中では、一企業の考えではなく、安全企画部まで絡んだ国家的な計画だということになっていて、こんなことが本当にあるの?と思ったりなかったり。まぁ、平凡な私にはさっぱりわからない世界です。

「操作~隠された真実」は、最後の最後まで黒幕がわからない上に、陰謀自体のスケール大きすぎて、最後はどっと疲れたのは言うまでもありません。

■キャスト
ナムグン・ミン (ハン・ムヨン役)
ユ・ジュンサン(イ・ソクミン役)
オム・ジウォン(クォン・ソラ役)
ムン・ソングン(ク・テウォン役)

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