彼はサイコメトラー 毒舌感想

takakoです。

BS12 トゥエルビで放映されていた「彼はサイコメトラー」。全く期待していなかったのですが、なかなかおもしろい。ネタばれあるので、ご注意を。

GOT7のジニョンとシン・イェウンが出演しているドラマの記憶がなかったので、軽めのアイドルドラマだと思ったら、大間違い。過去、現在、未来がしっかりつながっている。おまけに、韓国ドラマあるあるの、実は過去でつながっていたというパターンともちょっと違う。ソンモが、過去でつながっているアンとジェインを同じ場所に引っ張ってきたというのが、正しいんで。

で、この3人の共通点は、ヨンソン団地の火災事件。アンは両親を火事でなくし、アンを助け出したのがソンモ。一方、ジェイン父が放火犯として服役中という、被害者家族と加害者家族という複雑な関係。もちろん、ソンモはその事実を知った上で、二人を引き合わせる策を練っていたんですが。そして、お互いがその事実を知った時、アンは一時的にジェインから離れてしまいます。ただ、ジェインのことを好きな気持は抑えきれず、結局はジェインのそばにいますが、ジェインはアンの前からも姿を消しちゃうんですよねぇ~。

ただ、こんなラブロマンスは、正直おまけみたいなもの。「彼はサイコメトラー」は、アンがサイコメトラーとして、カン・グンテクというソンモの生物学的父親の犯した罪を暴くというものですから。特に、ソンモが幼い頃、地下室で監禁されて育った場所でサイコメトリーをしたアンのつらそうな姿は印象的。人の記憶が読めるというのは、その記憶とともに感情までも伴うみたいで・・・。だからか、アンは人に触れないように、ぼっち道を直進みたいな!そんなアンよりももっとひっそりと生きていたのは、ソンモ。カン・グンテクと同じように感情を持たない病を持って生まれたことで犯した罪によって、心を開かずに暮らしていましたから。

「彼はサイコメトラー」は犯した罪は許されるものではないものの、なぜそんな罪を犯したのか?というのを少しでも考えてみようと思わせてくれれました。おまけに、ラストシーンも未来が感じられて秀逸です。

■キャスト
ジニョン+GOT7(イ・アン役)
シン・イェウン(ユン・ジェイン役)
キム・グォン(カン・ソンモ役)
ダソム(ウン・ジス役)
ノ・ジョンヒョン(イ・デボン役)

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