奇皇后 第28話 あらすじと感想

takakoです。

ヤンが書庫に閉じ込められ、3日間、何も食べてないと聞かされたタファンは、ヤンの元に駆けつけます。ですが、ヤンからは自分のためにできることは何もないと言われてしまい、タファンは渋々と書庫を後にします。そして、すべてを捨てることがヤンのためになると思っていた考えが間違えていたとコルタに言い、文字を覚える勉強を再開する言います。ヤンはタナシルリから命じられた100冊の複写を終え、無事に書庫から出てきます。その後、ヤンはペガンとタルタルに会い、今度は自分からタナシルリに仕掛けると言います。タルタルは一歩間違えたら危険だと言うのですが、ペガンは相手に仕返しをしたいと思う時やるべきだと後押しをします。

そんな中、ヤンは他の側室たちがタナシルリに贈り物をしているという話を耳にします。そう、側室たちは不妊の煎じ薬を飲ませないように頼むために、タナシルリに賄賂を贈ろうとしていたのです。もちろんタナシルリが聞く訳がありません。そこで、側室たちは、煎じ薬の担当をしているヨンファを買収。残念ながら、ヨンファはもらうものはちゃっかりもらっても、タナシルリの方が上だと知っているので裏切ることはしません。ヨンファの性格を知り尽くしているヤンは、そんな側室たちの一人ソルファに声をかけ、自分の計画を手伝わせることにします。

ある日、ヤンとソルファが大げんかをします。けんかの理由は、ソルファがヤンのことを高麗出身の貢女だと言ったこと。気性の荒いヤンはソルファの手首をつかんで、次に自分のことを貢女だと言ったらこの手首をへし折ってやると宣言。その二人の争う姿は他の側室たちばかりではなく、タナシルリまでに見られてしまいます。その後、ヤンはお詫びとして干し柿を側室たちに届けるのですが、ソルファだけが干し柿を食べます。その後、開かれた夕礼の席で、相変わらずタナシルリが煎じ薬を飲ませます。ヤンが煎じ薬を飲もうとした時、ソルファが倒れてしまいます。トクマンが銀の髪飾りで診断した結果、毒が入っていたと判明。そこに、皇太后が現れ、煎じ薬を調査すると息巻くのです。残念ながら、煎じ薬から毒はでてこず、皇太后はがっかりするのですが、タナシルリはこれみよがしに、ヤンを犯人に仕立てようと計画します。

で、実はこれがヤンの考えていた計画なのです。タナシルリがヤンを犯人に仕立てようと計画したことで自滅することを狙っていたのです。ヤンは計画を皇太后に事前に話し、自ら煎じ薬を飲んで、ソルファと同じように倒れるのです。

一方、ヤンに冷たくあしらわれたタファンは、ヤンに内緒で必死に文字の勉強をしていたのです。コルタからはヤンに話したら?と言われるのですが、1000文字覚えてからだと。自分もやればできるということろ、ヤンに見せたいと話すのです。おっ、やっとタファンは大人になったようです。

■キャスト
ハ・ジウォン(キ・ヤン/スンニャン役)
チュ・ジンモ(ワン・ユ役)
チ・チャンウク(タファン役)
ペク・ジニ(タナシルリ役)
キム・ソヒョン(皇太后役)
チョン・グクファン(ヨンチョル役)
キム・ジョンヒョン(タンギセ役)

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