吹けよ、ミプン 毒舌感想

takakoです。

BS日テレで放映されていた「吹けよ、ミプン」。イム・スヒャンはどこか影がある役の方が似合ってるわ!と思ったのは言うまでもありません。ネタばれあるので、ご注意を。

ジャンゴとスンヒ(ミプン)の兄ヨンチョルは、マカオで同級生だったのですが、最初は北と南ということで、いがみあっていたのです。ただ、徐々に打ち解けあい友人同士になり、ヨンチョルの妹スンヒ(ミプン)も含めて3人で遊ぶ仲に。そんな中、ヨンチョル一家は急遽北朝鮮に帰国することになり、ジャンゴとスンヒ(ミプン)はそれっきりに。成人したジャンゴは弁護士に、スンヒは家族で脱北し、ミプンと名前を変えて韓国で生活をしていたのです。ミプンは必死で貯めた保証金のお金を詐欺にあったことで、弁護士になったジャンゴと再会。ミプンはすぐにジャンゴだと気づいたのですが、ジャンゴはミプンがあのスンヒだとは気づきません。ただ、ジャンゴがミプン一家を不憫に思ったことがきっかけで、ミプン一家はジャンゴ家の離れに住むことに。その結果、ジャンゴ母がミプン母と遭遇し、マカオで出会った人たちだと気づくのです。ジャンゴ母はミプン母に見下されていたことを思い出し、何かにつけて追い出そうとするのですが、ジャンゴに諭されできず。最後の最後には、ジャンゴがミプンを好きになってしまい、結婚まですることに。

結婚後も、ジャンゴのためと言い、ジャンゴ母はミプンを追い出そうとあの手この手で嫁いびりをします。さすがのミプンもジャンゴ母のいびりに耐え切れなくなり、離婚を切り出します。最初は渋るジャンゴだったのですが、最後は承諾。でも、結局元さやになるのですが、シネの嫌がらせのせいでミプン一家は莫大な借金を背負わされる羽目になり、ミプンはジャンゴを完全にはねのけます。幸い、シネの嘘がすべてばれ、ミプンが本当の祖父に会い・・・。

パク・シネ役はオ・ジウンがけげをしてしまい、途中からイム・スヒャンになったのですが、コンビニで一目ぼれするという設定からも、イム・スヒャンの方があってる気がするんですよねぇ~。オ・ジウンって丸いたぬき顔なので、追いかけられるより追いかける方がしっくるくるみたいな。それに、どこか影がある訳あり美人なら、イム・スヒャンって感じがしますしねぇ~。

そして、「吹けよ、ミプン」ではまったくもって理解できないのが、ジャンゴ母の行動。息子ジャンゴのためと言いながら、金持ちの令嬢との縁談を勝手に進めるどころか、二人で演技して足が不自由なふりをしたり・・・。で、最後はしぶしぶ認めたとは言え、結婚してもミプンを追い出そうと、あの手この手でいびり倒すんですよねぇ~。結婚したばかりの頃は、お金はなくてもフツーに大企業に勤めるOLさんだったから、一切問題ないはず。もちろん大きな法律事務所の一人娘みたいな後ろ盾とは雲泥の差でしょうが、あそこまでいびり倒さなくてもって感じで。

おまけに、ミプンが実は財閥オーナーのたった一人の孫娘だと知った途端、ころっと手のひら返すところが、またすごい。ミプンもミプンで、自分の状況が変わったからと、ジャンゴに猛アタック開始するし。フツー、あそこまでいびり倒されたら、あのお母さんがいるジャンゴとより戻そうとは思わないんですが、その点はミプンもまっすぐすぎるというか・・・。その点で考えると、ミプン母の行動の方が妙に納得できます。ジャンゴとの復縁を反対するのは当然ですから。最後は、ジャンゴ母がジャンゴと縁を切るからとミプン母に申し出て、ちゃんちゃんにはなりますけど。

一方のシネもまた、ミプンの存在をさっさとドクチョンに告げれば、謝礼としてよくしてくれたと思うんですよねぇ。下手に偽の孫娘になりすましたり、ミプンがドクチョンと会えないように仕向けたことで、最後は刑務所行き。隠し子は施設に預ける羽目になるし。

そういう意味では、イ・フィヒャン演じるチョンジャも同じ結末ですけどねぇ~。シネと結託したから、旦那には離婚され、刑務所行きになるし。おまけに、ドクチョンはチョンジャ夫にも遺産の半分を相続させようとしてたんですから。余計なことをしなければ、旦那も財産も失わずに済んだのに、残念でしたって感じでした。

個人的には、イム・ジヨンの面長すぎる顔が受け付けないんですが、ストーリー展開が私好みだったので、楽しめました。

■キャスト
ソン・ホジュン(イ・ジャンゴ役)
イム・ジヨン(キム・ミプン役)
イム・スヒャン(パク・シネ役)
イ・フィヒャン(マ・チョンジャ役)
ピョン・ヒボン(キム・ドクチョン役)
クム・ボラ(ファン・グムシル役)

スポンサーリンク
韓国ドラマ ad1 336×280